1966年に始まり、今年で第54回を迎える「造本装幀コンクール」で、野口真紀さんの『ぱらぱら きせかえ べんとう』が日本印刷産業連合会会長賞を受賞しました。
企画を発案された著者の野口真紀さんをはじめ、 デザイナーの片岡修一さん、カメラマンの馬場わかなさん、編集の美濃越かおるさん、印刷・製本と何度も試作をやりとりして、本の形を実現してくださった図書印刷の皆さん、ありがとうございます。
『ぱらぱら きせかえ べんとう』は、制作にかかわる皆さんの知恵と技術をあわせて実現した、とても実用的、かつ、あたらしいお弁当のレシピ本です。
野菜のおかず、肉・魚介類のおかず、卵と煮もののおかず、3つのパートに分かれたそれぞれ15種類を組み合わせると、なんと3000通り以上ものお弁当が楽しめます。リング綴じ仕様で直感的に組み合わせがしやすく、写真とレシピが見やすいのが特徴です。料理をしながら立てかけて使うのもオススメです。ぜひ、日々のお弁当づくりの相棒にご活用ください。
◆第54回造本装幀コンクール 受賞作品
https://www.jbpa.or.jp/zohon/zohon-winning.html
(update 2021.09.22)