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子どもかんさつ帖

鈴木純
定価 1650円(本体価格1500円)

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  • ISBN-13: 978-4-87758-850-2
  • 発売日:2023/6/26

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子どもかんさつ帖

鈴木純
定価 1650円(本体価格1500円)
植物観察家の父親による
わが子の成長を観察した記録
植物観察家の鈴木純さんによる子どもの成長を観察した記録です。植物と子どもの成長は、環境を整えながら成長を信じて待つ、というところに通じるところがある、と鈴木さんは考えています。3歳半になるまでの記録、エッセイ、巻末に鈴木さんご夫婦の対談を収録。
 
「はじめに」より抜粋
 娘の成長過程を観察していると、ヒトの成長にも順序があることがよく分かってくる。僕はそれを観察しているのが楽しくて、気付いたことがあればメモを取るようにしてきた。その中から、特に「発達」に関する気付きを取りだしてまとめたのがこの本だ。いち生物好きとしての観察記録という側面があるが、他ならぬ我が子の観察なので、客観的な観察など到底できようがない。さらに、いま目の前で起きている娘の成長は、かつての幼い頃の自分の成長とも重なるので、それを見ている僕の気持ちも大きく揺れ動いてしまう。そんな個人的な感情も、この観察記録には、そのまま込めている。

編集者のおすすめポイント

この本はあくまで鈴木さんのお子さんの成長記録であり、それを一般化するものではありません。子どもの発達に注目し、その成長の過程にどんなことがあったのかを観る。その目で観ることでの、驚き、不思議、喜びといった考えを織り交ぜた観察の記録です。
子どもと過ごす時間は楽しいと感じるときも、人と比べて悩むこともあるかもしれませんが、そういった子育ての中で抱く気持ちに共感し、子どもと過ごす時間の楽しさに改めて気づいてもらえる内容です。

著者略歴

鈴木純(すずき・じゅん)

植物観察家。植物生態写真家。1986年東京都生まれ。
東京農業大学で造園学を学んだのち、青年海外協力隊に参加。
中国で砂漠緑化活動に従事する。帰国後、国内外の野生植物を見てまわり、2018年にフリーの植物ガイドとして独立。
野山ではなく、まちなかをフィールドとした植物観察会を行っている。
2021年に第47回東京農業大学「造園大賞」を受賞。
著書に『そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい』『種から種へ命つながるお野菜の一生』(ともに雷鳥社)、『ゆるっと歩いて草や花を観察しよう!すごすぎる身近な植物の図鑑』(KADOKAWA)、監修に『はるなつあきふゆのたからさがし』(矢原由布子・アノニマ・スタジオ)、『まちなか植物観察のススメ』(カツヤマケイコ・小学館)ほか、雑誌等への寄稿多数。

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