『ロゴスと巻貝』の刊行を記念して、著者・小津夜景さんのトークイベントを開催します。今回の対談のお相手は、本書の帯にも言葉を寄せてくださった、山本貴光さんです。
本イベントでは『ロゴスと巻貝』、そして本書で取り上げた本を軸に、作品世界の覗き方や、本にまつわる記憶や読むことや書くことについて自由にお話しいただきます。
普段はフランスにお住まいの小津さんの生のお話を聞ける貴重な機会、ぜひお越しください!
(配信もあります)
=============(B&Bイベントページより)
細切れに、駆け足で、何度でも、這うように、
本がなくても、わからなくても――
読書とはこんなにも自由なのですね、小津さん
山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)推薦
2024年1月、小津夜景さんの新刊『ロゴスと巻貝』がアノニマ・スタジオより世に送り出されました。この本は幼少期から最近に至るまでの日々の風景に、本にまつわる記憶や見解をふんだんに織り交ぜた、全40篇から成るエッセイ集です。
ゲストにお迎えするのは、帯に推薦文をお寄せいただいた、文筆家でゲーム作家の山本貴光さん。山本さんは近刊『文学のエコロジー』において作品をゲームクリエーターの目、プログラマーの目で眺め、構造やメカニクスに焦点を当てながら、作品世界を探検するための地図のつくりかたを実践してみせています。
本イベントでは『ロゴスと巻貝』で取り上げた本を軸に、作品世界の覗き方や、本にまつわる記憶や読むことや書くことについて自由にお話しいただきます。どうぞお楽しみに!
【主催・会場】
本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
*イベント詳細はこちら
https://bookandbeer.com/event/bb240512a/
>>お申し込みページへ(Peatix/本屋B&B)
https://bb240512a.peatix.com/
【出演者プロフィール】
小津夜景(おづ・やけい)
1973年生まれ。俳人。’13年「出アバラヤ記」で攝津幸彦記念賞準賞、’17年句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞を受賞。その他、句集『花と夜盗』、エッセイ集に『いつかたこぶねになる日』、『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者・須藤岳史との共著『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』などがある。
山本貴光(やまもと・たかみつ)
1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。文筆家、ゲーム作家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。「哲学の劇場」主宰。著書に『文体の科学』『「百学連環」を読む』『文学問題(F+f)+』『投壜通信』、共著に『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満氏と)『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎氏と)『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(吉川浩満氏と)などがある。
(update 2024.04.26)