新刊絵本『ぼくのおじいちゃん』が、いよいよ本日から全国の書店さんにならびはじめました!
版画調で、質感たっぷりのイラストはポルトガル人作家らしい色づかいです。
独特な色合いを、日本語版では特色4色で表現しています。
重なりやずらしで表現されているディテールも、じっくりご覧いただきたいポイントです。
著者のカタリーナ・ソブラルさんは、1985年ポルトガル生まれ、期待の若手作家さんです。
この『ぼくのおじいちゃん』はすでに11の言語に翻訳され、世界中で愛されています。
2014年にはボローニャ国際児童図書展にて、この作品で国際イラストレーション賞を受賞されました。
翻訳をしてくださったのは、松浦弥太郎さん。
いまこの瞬間を大切に見つめながら、ゆるやかに暮らす松浦さんらしい訳文です。
おはなしは、おじいちゃんのことが大好きな孫の「ぼく」の視点から語られます。
好きなことだけをして自由に過ごすおじいちゃんは、いつもとっても楽しそう!
そして、もうひとりの登場人物が「ライトさん」。
働きざかりのライトさんの一日の過ごし方は、おじいちゃんとはずいぶん違っています。
「ぼく」とはあまり親しくないライトさんですが、絵の力で、
ライトさんが過ごしている時間も語られていくのです。
本日から全国の書店さんにならびはじめた『ぼくのおじいちゃん』は、
たくさんの書店さんで大きく展開していただくことが決定しています。
ぜひ、お近くの書店さんの店頭で、お手にとってご覧くださいね。
また、著者のカタリーナ・ソブラルさんご自身によるアニメーションが公開中です。
こちらもとっても魅力的です。本とあわせて、どうぞお楽しみ下さい。
*こちらの作品は、下記の写真のように、印刷のかすれに見えるところが一部ありますが、
原画を忠実に再現しているためで、印刷の不具合ではございません。
(update 2017.03.16)