COOK COOPの鈴木めぐみさんによる書籍『料理書のデザイン』(誠文堂新光社)のなかで、
アノニマ・スタジオの本をたくさんご紹介いただいています。
100冊の名作がずらり並ぶ中、第1冊目は高山なおみさん『野菜だより』。
発売から10年以上経つ今もなお人気のロングセラーです。
料理家、デザイナー、写真家、編集者をはじめ
それぞれのプロフェッショナルの力を結集して本が生まれた経緯が紹介されています。
編集を担当された赤澤かおりさんは、まもなく書籍『本棚の本』として発売する
Web連載「仕事人の本棚」の著者でもあります。
高山なおみさんとタッグを組んで数々の本を作ってきた赤澤さん。
今回、書籍化にあたり特別編として、高山なおみさんの本棚を追加取材しました。
高山さんとの長年にわたる本作りの思い出から、料理家・文筆家から絵本作家としての高山さんまで、
本棚のお話の中で、自然なひとつの姿としてあらわれてきます。
さらに46〜53ページに、「“スタイルのある料理本”の流れを作った先駆者」として登場しているデザイナー、
レスパース・若山嘉代子さんの本棚も、『本棚の本』特別篇として取材させていただきました。
こちらの本には、【仕事人の本棚】第8回にご登場いただいたデザイナーの茂木隆行さんも登場。
本づくりについてのインタビューに真摯に答えていらっしゃいます。
そのほか、米沢(細川)亜衣さん『イタリア料理の本』『イタリア料理の本 2』(p56〜)、
高山なおみさん『チクタク食卓』上・下(p68〜)、
遠藤カホリさん『NANASHIのBENTO』(p172〜)、
『台所のメアリー・ポピンズ』(p207)、
アンダーソン夏代さん『アメリカ南部の家庭料理』(p248)、
内田真美さん『洋風料理 私のルール』(p251)と
たくさんの本をご紹介いただきました。
ありがとうございます!
ボリュームたっぷりの1冊、ぜひぜひ書店さんでひらいてご覧くださいね。
(update 2017.09.18)