４月８日はお釈迦さまの誕生日です。

その日の朝、そのことに気がつかずに
『The Teaching Of Buddha』
という和英対照の仏教聖典を何気なく読んでいたのは、
そういうことだったのかと、
あとになって思いました。

「牛飼いは、
春になって野原の草が芽をふき始めると牛を放す。
しかし、その牛の群れの行方を見守り、
その居場所に注意を怠らない。
人もまた、これと同じように、
自分の心がどのように動いているか、
その行方を見守り、
見失わないようにしなければならない。」
と書いてありました。

ヨーガの教典には
「ショウチャ（清浄）の戒律を守ると、
その第一の兆候として、
毎日こころが愉悦（楽しく、朗らかで、明るく、愉快）の状態で過ごせる」
と。

いつもそんなこころの状態はいいですね。
ヨーガの実践をしていると
「不機嫌」はあり得ないのです。すごいですね。

春になって桜も咲き、
こころもウキウキしますが、
こころの行方をきちんと見定めて、
ヨーガ的に過ごしていくようにこころがけます。

春はお花見も楽しみます。
新宿御苑のお花見の午後のお茶のおともは桜色のクッキー。
桜の花の形をしたサクラクッキーは、
桜の花と葉が練り込まれているので、
桜の香りがいたします。見た目とても可愛いです。

夜桜見物は千鳥が淵。
ピンクや白にライトアップされた夜桜と夜空に煌煌と輝く月、
はらはら舞い散る桜の花びら。

春は確実に今年もやって来てくれました。感謝合掌。