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面と向かうと、畏敬の念で見上げてしまう大仏さまですが 背後から見上げると、ちょっと可笑しい。 左右の肩甲骨の辺りに窓があいていて、窓には観音開きの扉がついている。 この窓にはちゃんと理由があって鋳造の過程でかかせないものだということだけれど、 背中がパカッと空いていて観音扉を背中に背負ってるその様には悪戯心がかきたてられる。 あそこには噴射装置かなんか隠されていて大仏さまは、ゴーっと飛べるんだよね。 あのお姿のままゴーっと飛んだらもう、ワクワクしちゃうよね。 ゴぉーーーーぉおおっ!