見上げると吹き抜けの天井にはペイントされた青い空と白い雲。
このホテルの建物はメキシコ国立歴史文化人類協会の保護下にあるという。
それがどういう意味なのか定かではないのだけれど、
建物はシックな雰囲気に包まれていて、入った瞬間に良い気持ち。
フロントは左手奥にある。
「ご希望に沿ったお部屋が今晩、空いています。
料金はご予約頂いた部屋のままでオーケー!
明日には変わって頂かなくてはなりませんが。」
彼女の口調は親戚のおばさんみたいに大らかで
ひと目で頼りがいを感じてしまう。(ひとりでコンシェルジュと二役だ)