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 ・小さな本屋にて
 「メキシコの壁画」という画集をみつける。

 ・土産物屋にて
 手のひらに収まる小さな「ブリキ箱の骸骨」
 気になる。1つ 6000円。
 ディスカウントは出来ないという。

     また太鼓の音が聞こえた。
     子供たちの行進が始まったようだ。
     通りはみるみる見物人で溢れかえった。
     乾いて切れ良く響き渡る
     太鼓の音ってどうしてこうもわくわくしてしまうのだろう。
     グァナファトがそうであったように
     石と煉瓦でできた街全体がコンサートホールのようなのであった。
     見渡す限りの人工物。何百年も変わらない風景。

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