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茅葺屋根の家と家の間に突如、鳥居さんがあらわれる。 鳥居さんの先にはただ、1本の山へと続く道。 あの道をどんどんと行くと神社さんでもあるのだろうか。 前方を男の人が一人、歩いている。 「あのひと、どこまで行くんだろう?」 ちょいと道を曲がって、鳥居さんをくぐって、男の人の後ろをあるく。 相変わらず暑いし、道の先は見えないし、行ったら戻ってこなくちゃいけないし、 学校のところで、もう、歩くのはやめにして、ぶらんこに乗った。鉄棒もした。