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「人類学博物館」は人類学という大がかりな名に恥じない博物館だった。 建物も巨大。例の通り、コンクリートの塊のような中庭に噴水。これがまた、巨大。 建物の支柱でもあるような柱の上部に噴水口がついていて、雨だれのように水がおちてくる。 噴水口の部分の天井は塞がれていないのでほんの少し空も見える。 コンクリートが自然と繋がっている感じ。水と空の力。 　　　　　　　　　　　　あそこに、UFOが隠されていたりして！

視線を足もとにやれば、どこまでも地続き。 水の跳ねる範囲は濡れているから、 濡れたくない人はそこを避けるし、濡れてみたい人は中へ。 　　　　　　　　　　なんて素晴らしいんだろう！