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ガタンゴトンガタンゴトン 列車は除雪でできた雪の壁の間を走るのだった。 雪の壁は石造りかと思うくらい綺麗に固められている。壮観だ。 全長何キロくらいあるのだろう。 これを維持してゆくのは資金的にも大変だろうけれど精神的にも大変だと思う。 来る日も来る日もお客さんがいなくても、安全に時間の通りに走るための準備。
途中、徐行運転になる。 そして定刻をもう1分遅れて、お詫びをしている。 私なんかが思うにはたった3分の遅れで 走っているのが信じられないんだけど。