かもめブックス

ブックマーケットとは!
版元が本を作った愛情の温度をそのままに、
直接、読者の皆さんに届けるという、
字の如くまさに本の市場です。

蔵前で行われてきたこのイベントは、
毎年お祭りみたいに、会場を独特の熱気で包んで、
フェスタ、フェスタ、フェスタ!

「世の中にある本は、全部理由があって誰かが作ったものだって、
この会場に来たら思い出したよ!」なんて、誰かが言うかも。
いつもは書架におとなしく収まっている本たちも、
この日ばかりは違う主張をしているみたいですよ。

でもね、ご挨拶。
今年のブックマーケットは神楽坂でやるみたい。
本を買うなら、本屋が一番。
そして神楽坂には、かもめブックスもあるんだよ!

ご存じ、僕たち書店員は、
編集や営業とは違う方法で本に愛情を注ぐことができるんです。
「普段、本を読まない人にも本を手に取ってもらいたい」と思い、
棚を作っているのが、かもめブックス。
さて、矢来町のお店から棚を運んで、
版元さんに交じって皆さんをお待ちしてますよ!

行こうよ、神楽坂!


http://kamomebooks.jp/



おすすめの本



『深夜プラス1』
最近、新訳が出たばかりの本書、この夜を走り抜ける感じはちっとも古びないなあ。 さて、「深夜プラス1」という言葉を聞いて、神楽坂下の書店を思い出した人は、クラシック。



『きっといい日になりますように』
僕たち、本を作りました。かもめブックスでしか手に入らない本です。
大阪で活躍する寺田マユミさんの書き下ろし作品。パン屋さんを舞台にした物語です。
とても、あたたかな、お話なんですよ。



『イリーガル・エイリアン』
外交使節で起きた殺人事件。容疑者はすぐに特定できたけれど、調査や裁判は難航します。
なぜなら、容疑者が宇宙人だったから!
設定はアクロバティックですが、中身は本格的なミステリであり、法廷劇。
翻訳物が苦手な人にもオススメです。





 
WEEKENDERS COFFEE All Right

人々が同じ目的で同じ場所に集まっても、
音楽とリキッドがなければフェスにはならない。

謹聴! 謹聴!
かもめブックスと同じ場所にあるコーヒーショップ、
WEEKENDERS COFFEE All Rightも参加しますよ!
京都は「WEEKENDERS COFFEE」で焙煎された、
エチオピアのすっきりとしたアイスコーヒーなしで、
神楽坂の夏を過ごすなんて!
そんなの僕には想像できない。

日曜日には銀座の名店ロックフィッシュの間口さんも、
おそろいのエプロンでハイボールを作ってくれます。
あの、世界一おいしいと噂の角ハイボールが
神楽坂で飲める日が来るなんてね。

本は僕らの目から入って、
精神とアイデンティティを成すけれども、
口から入ったものだけが体を作ります。
飲もうよ、ビールとハイボール!
(もちろんコーヒーも!)

http://goodcoffee.me/coffeeshop/weekenders-coffee-all-right/



おすすめの音楽、3曲




『Humanoid Girl/機械仕掛けのあの娘』Gotch




『Ghana』D.A.N.



『夜のベイビー feat. Funkymic』ワンダフルボーイズ





おすすめのビール、3銘柄




箕面ビール ヴァイツェン
http://www.minoh-beer.jp/store-products/mb5



ビクトリアビター
http://www.victoriabitter.com.au/



志賀高原ビール IPA
http://www.tamamura-honten.co.jp/?pid=97647144