自然食通信社
1981年、隔月刊の雑誌『自然食通信』を創刊するため出版社を起こし、誌名をそのまま社名としました。 自然な食べもの 自然な暮らしをしたいね…。どうすれば、そうした暮らしに行き着くことができる?  いま居るところからどんな一歩が踏み出せるか——、読者に呼びかけ、また、たくさんの読者に参加してもらい作っていた雑誌を16年。休刊後も、作るものが単行本に替わっても、本の送り手にもブーメランのように返ってくる、シンプルな問いかけに身を引きしめながら、少量生産の本づくりをしています。 今回初めての出展となりますが、当日、会場でみなさまにお会いできることを楽しみにしています。
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おすすめの本



『からだのーと』
消費するばかりの社会の中で野生の勘を失いつつある現代人のからだの不調に応えたい、と、長年師事している丹田呼吸法や冷えとり健康法、温熱療法などの師の教えを自身の経験を踏まえ紹介。日々の暮らしの中で実践できる、手当て法も盛り込みながら“いのちまるごと”レッスンとしてまとめました。ページからはみ出しそうなおおらかで大胆なイラストも愉しさいっぱいです。
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『誕生を待つ生命~母と娘の愛と相克』
日本のアジア侵略戦争への抵抗と挫折による鬱屈のなかで娘を溺愛、戦後、平和運動家として全力疾走する母・高良とみ(心理学者・政治家)の変容に戸惑い、心に深い傷を負いながらも、自分の人生を生きること、世界と関わることへの強い意思を、「詩」「創作」「手紙」「日記」として表現しつづけた高良美世子。母の胎内からの精神的離脱をはかろうと苦闘するが、拒食症で18歳と7ヵ月の生涯を自ら閉じる。少女たちの拒食症の広がりや、母と娘の問題がクローズアップされる今日、関心をもつひとりでも多くの女性たちに本書を届けたい。
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『産後百人一首』
赤ちゃんがわが家に!けれど新米ママ・パパたちは一生懸命になればなるほど慣れない育児の深みにはまってしまい…。“イクメンのつもりだった”自身の経験と産後サポート事業の中で見えてきた妻と夫の行き違い・すれ違いの悲喜こもごもを百人一首に。厳選51首+公募作品34首に加え、産婦人科医・宗美玄さんと著者による誌上秀歌選対談も。イラストレーター・ばばかよさんによるひねりの効いたイラストも必見です。
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『フィーリングバース~心と体で感じるお産』
「助産婦は女性とともにある永遠のしごと」と、産婦さんに寄り添い、5000人以上の赤ちゃんをとり上げて30年。女性たちのこころとからだを丸ごと抱きとめ、自立し開放感あふれるお産体験へといざなってきた著者。「ファミリーサロン」や「ウィメンズサロン」を開き、産んだ後のからだのケア、授乳、子育てのアドバイスなど、女性たちが孤立しないよう地域ぐるみのサポート体制を構築してきました。すべてのいのち産む人、育む人、生まれた人たちへのメッセージ。
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『おいしいから野菜料理 季節におそわるレシピ777 増補改訂版』
思い立ったらすぐに役に立つ、キッチンに必備の、心強いお宝本!「野菜が主役のおかずってそんなに思いつかない」って人も多いですよね。本書では季節ごと、野菜ごとに分け、素材の持ち味とうま味を引き出すよりすぐりのレシピが満載。細かい分量は書いていないので、作りながら自分の味を見つけていってください。
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トークイベント
助産師・矢島床子×布作家・早川ユミ“いのち”をつなぐ“からだ”トーク
~女子も男子も。いまだからこそ大切にしたい“からだ”のはなし~

作家プロフィール

矢島床子
1945年岐阜県生まれ。1970年日本赤十字社助産婦学校卒業後、同社産院勤務。その後高山赤十字病院勤務。1981年よりラマーズ法を広めた三森助産院で助産婦修業。1987年独立、出張分娩のみの開業助産婦活動をスタートする。1990年、東京・国分寺市に「母と子のサロン矢島助産院」開業。2002年NPO法人「お産サポートJAPAN」設立。2003年、地域医療連携システム「ハンズの会」設立。著書に『新版 Feeling Birth 心と体で感じるお産』(自然食通信社) 、『Feeling Birth 心と体で感じるお産』(バジリコ 絶版) 、『助産婦』(実業之日本社) 、『仕事の図鑑 福祉と健康を支える仕事』(あかね書房)など。


早川ユミ
1957年生まれ。布作家。アジアの旅する布たち、手紡ぎ手織布カディ、藍、黒檀の実、泥染めなど草木染めの布、山岳少数民族の布、柿渋で染めた布、遠州紡ぎ布、リトアニア麻布をちくちく手縫いもして、にっぽんの農民服もんぺや、ネパール農民服、メオ族農民服、チベタンワンピースなど衣服をつくり、展覧会を開いている。夫である陶芸家の小野哲平の薪の窯たきを手伝ったり、ちいさな畑を種まき、小さな果樹園を植え、日本みつばちを飼っている。著書に、『からだのーと』(自然食通信社)、『種まきノート』『種まきびとのものつくり』『種まきびとの台所』『旅する種まきびと』(アノニマ・スタジオ)、『種まきびとの絵日記はるなつあきふゆ』(天然生活ブックス)など。