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ナナロク社
2008年設立の出版社です。東京・旗の台という町で、詩集、写真集、アートブックに、エッセイ、マンガと、ジャンルはそれぞれですが、どの本にも「詩心」がたっぷりとつまっております。本づくりとともに、今春開催した展覧会「谷川俊太郎展」の企画など、谷川さんとのお仕事も数多くしています。
「本屋さんでたまたま手にした一冊が、いつか、その人にとっての特別な一冊になる」。
そんな世界が好きで、その世界がもっと豊かになるような、本を私たちも作りたいと日々を奮闘中です。
作品の器としての本の造りにも工夫をこらしているので、どうぞ手にとって、ご覧ください。
http://www.nanarokusha.com/
おすすめの本
『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
木下龍也、岡野大嗣
男子高校生ふたりの七日間を、ふたりの歌人が短歌で描く、217首のミステリー。
連なる歌に散りばめられた青春の何気ない日常や、二度と戻らない一瞬のまばゆさが瑞々しく織り上げられ、やがてクライマックスを迎えます。
本編のスピンオフとして、舞城王太郎による短編小説2篇が挿み込み。
『猫はしっぽでしゃべる』田尻久子
熊本の〈小さくて不便な本屋〉橙書店。
店には日夜、地元の常連客をはじめ、全国の本好きたち、人気作家や編集者らが集まります。
看板猫とともに日々店に立ち、人と人、人と本とをつないできた店主による本と猫と記憶にまつわる初めてのエッセイ集。
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