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マール社
Unique(独自性)・Fresh(新鮮さ)・Utility(有用性)―これがマール社のモットーです。本を作るときは、とにかくわかりやすく便利に、と心がけています。 そして「こんな本はこれまでにはなかった」「さがしているものがあった」と皆様に言っていただけるよう、新しい発見のつまった本や、創作のヒントになる本を作り続けたいと思っています。
BOOK MARKETで本の大好きな皆様のご意見を直接おききできることを楽しみにしています!
http://www.maar.com/
おすすめの本
『妖精たちが見たふしぎな人間世界』
スヴェータ・ドーロシェヴァ/編・著
竪山洋子/訳
人間が実在するという証拠を、妖精たちが文章とイラストで報告する幻想イラストレーション画集。妖精の目から見た愛すべきへんてこな人間の世界を、アヤシくも美しい絵で魅せてくれます。ニールセン、デュラック、バルビエ…19世紀末イラストレーターたちを敬愛するウクライナの気鋭アーティストが日本初上陸!
『ひと皿の小説案内』
ダイナ・フリード/編・著
阿部公彦/訳
ハイジがおじいさんに焼いてもらう黄金色のチーズトースト、『失われた時を求めて』のマドレーヌと紅茶、『ライオンと魔女』のターキッシュ・ディライト……。いったいどんなだろう? 見てみたい!
――これはそんな夢をかなえてくれる本(アンソロジー)です。とりあげられるのは古典から現代ものまで海外小説の50篇。食材から盛りつけ、食器のチョイスにいたるまでデザイナーである著者が徹底的にこだわって、それぞれの食事シーンを自由に写真で再現しました。食べ物をめぐる楽しいミニ知識や作家のあっと驚くエピソードもついて、作品世界との出会いを演出する気軽な案内に仕上がっています。本好きにも、料理好きにもたまりません!
『華麗なるナポレオン軍の軍服』
リュシアン・ルスロ/編・著
辻元 よしふみ&辻元 玲子/訳
1790年〜1815年に、全欧州を席巻したナポレオン軍。本書は、フランス陸軍公認画家であったルスロによる、ナポレオン軍の軍服研究の集大成とも言える図版集です。軍服・軍帽・銃や小物入れ・装備・馬具などの、細密で色鮮やかなカラー図版が現代に蘇ります。貴重な歴史資料としてはもちろん、ファッション・デザインの基礎知識として、また凛々しい軍人たちの立ち姿、颯爽と軍馬にまたがる姿は、マンガやイラストなどの作画時の参考にもおすすめ。眺めるだけでも価値のある一冊です。
『図解 貴婦人のドレスデザイン 1730〜1930年』
ナンシー・ブラッドフィールド/編・著
イギリス黄金期のヴィクトリア朝時代を含む1730~1930年までの実物の女性用衣服・服飾品を採集し、著者自らの手による熱意あふれる筆致のスケッチで、詳細に記録・分析した図解資料集です。ドレスの全体図から、ボタンやレースなど細部に至るまでの各寸法、色や柄、刺繍の様子、どのような仕組みでスカートが膨らんでいるかが分かる裏側の図など、驚きの観察眼により、徹底的に解説しています。巻末には、便利な服飾用語集付き。
『Shoes シューズ』
ジョン・ピーコック/編・著
徳井淑子/監修・訳 竪山洋子/訳
800点近くの豊富なカラー図版を用い、古代から現代までのあらゆる種類の靴の変遷をまとめたイラスト資料集です。年代順に6章に分けて各時代の代表的な靴を収録し、素材や形状、飾り、留め具などの解説を添えています。収録されているのは、古代エジプトの天然の繊維でできた素朴なサンダルや、ビザンティンの豪華な刺繍や宝飾の靴、14世紀のつま先が異様に突き出たブーツ、18世紀のシルク製のスリッパなど。また現代では、ブローグやスティレットヒールから、過激で実験的なスタイルまで幅広く紹介しています。靴愛好家、デザイナー、ファッションに関心のあるすべての方にとって、きっと欠かせない参考書となるでしょう。
『VILLAS(ヴィラ)西洋の邸宅』
マール社編集部/編・著
レオン・イザベ&ルブラン/設計・製図
中島智章/監修・訳
19世紀の建築家レオン・イザベ、ルブラン両氏の設計・製図による『ヴィラ 都市住宅と郊外住宅―16、17、18、19世紀の様式による現代パリの住居のモチーフ、および、外国の傑出した住宅』(1867年刊)の図版を再編成したものです。収録図版は16世紀から19世紀の様式による住宅建築の雛形であり、原書は19世紀フランスにおける、当時のいわば「住宅カタログ」です。建築様式は時代・地域とも多岐にわたり、寸法付きの詳細な立面図と平面図を掲載しています。そこからは、19世紀当時の人々の志向や暮らし、趣味をうかがい知ることができるでしょう。建築、デザイン、イラスト等の資料としてはもちろん、画集としても楽しめる一冊です。
『英語でアート!』
佐藤 実、宮本 由紀/編・著
プロ&アマチュアのアーティスト、イラストレーター、美大生、グラフィックデザイナー、ギャラリスト、美術館関係者、ボランティアガイド、美術ファン…そんな方々のための、実践的な英語読本が生まれました。英語圏のアート業界事情を詳細に伝授しつつ、海外のアート関係者とコミュニケーションをとる際に必要となるフレーズを豊富に紹介しています。またよく使われる30のキーワードをピックアップし、会話サンプルと詳細な解説を掲載。偉大なアーティストたちの言葉も紹介しているので、読むだけでも楽しめるでしょう。メールやレジュメのサンプル集のほか、単語&フレーズ一覧表など実践的な付録資料も充実しています。
『イングランドのお屋敷』
トレヴァー・ヨーク/編・著
村上リコ/訳
英国ですでに30冊以上が刊行されているトレヴァー・ヨークの歴史的建造物シリーズ。著者トレヴァー・ヨークの温かみのあるイラストとやさしい解説で、イングランドの歴史と建造物に関する基礎知識が手にとるように分かります。カントリー・ハウスの間取り、建築様式の移り変わり、主人一家の暮らしなどはもちろん、階下に住む使用人たちの生活にも触れ、キッチンのしくみや、人々の生活の知恵を覗き見ることができます。翻訳は、英国文化に関する本の執筆など、幅広い分野で活躍中の村上リコさん。読みやすく明快な文章と豊富な解説で、「これからイングランドのことを知りたい」という方にも気軽にお読み頂けます。トレヴァーさんと一緒に、壮大な英国の歴史を巡る旅へ、出かけてみませんか?
『アラブの住居』
フリードリヒ・ラゲット/編・著
深見奈緒子/訳
200以上の豊富な間取りや図版とともに、アラブ地域の伝統的な住居建築を紹介しています。気候や、建築材料、構法など、さまざまな角度からの分析を扱った他に類を見ない一冊です。住まいには過酷な自然環境の中、限られた条件下で、イスラームのしきたりを守りながら暮らす人々の工夫や知恵が詰まっています。建築資料はもちろんのこと、イラスト等の創作資料としても幅広くお使いいただけます。
『幻獣デザインのための動物解剖学』テリル・ウィットラッチ/編・著
大久保ゆう/訳
クリーチャー(幻獣)・デザインとは何か。クリーチャーとは異世界の生きもので、地上・水中・空中などにいて、冒険映画や英雄物語の主人公によく襲いかかってくるような、どきどきするイメージに結びつくものだと、誰しも何となくは思っているでしょう。では、そのクリーチャーに真実味を与えるものは何なのか。世界的に有名なアーティストであるテリル・ウィットラッチが、真実味のあるクリーチャー・デザインの秘訣〈解剖学〉を明らかにします。動物の解剖構造の複雑な仕組み―生きものの持つ美しさ―を色々と知ってみたいのなら、本書はまさにおすすめです。ウィットラッチのほれぼれする見事なイラストレーションが、ページをめくるごとに読者へ知識と興奮を与えてくれるばかりか、ルーカスフィルムやウォルト・ディズニーで活躍した経験にもとづく貴重なテクニックが、惜しみなく公開されています。
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