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信濃毎日新聞社
長野県の地方紙、信濃毎日新聞社の出版部門です。 新聞の創刊は1873(明治6年)。信州に根を張り、信州を深掘りし続けて、もうすぐ150年を迎えます。「新聞社の本は硬い!」というイメージをいい意味で裏切りたい。でも、地元ならではの信州のこだわりたい。そんな想いで本を作っています。
ディープな信州との出会いをさがしに、どうぞお立ち寄りください。
ご購入いただいた方には信州善光寺名物・八幡屋礒五郎の七味唐辛子(とその仲間たち)をプレゼント。お待ちしています。
https://shop.shinmai.co.jp/books/
おすすめの本
『山人生いい加減 登山家・高橋和之の歩んだ道』小林千穂
世界中の誰も思いつかないような大冒険に挑んできた男の豪快かつ繊細な日々ー。
アルプスのグランドジョラス北壁に登頂し、その頂上で結婚式を挙げた伝説の登山家で、高田馬場、横浜、松本に店を置く登山用品店「カモシカスポーツ」創業者・高橋和之さんの半生記です。
著者で新進気鋭の山岳ライター、小林千穂さんは「山に生きる人はエネルギッシュでドラマチックな人生を送ることが多いけれど、私はダンプさん以上に力強く、多くの人と関わり合いながら生きている人に会ったことがない」と話します。登山家として実業家としての人生から、私たちがこれから生きていくうえでヒントになることがたくさん見つけられるはず、です。
『信州の縄文時代が実はすごかったという本』藤森英二
さあ、5000年前の八ヶ岳山麓の縄文の旅へ―。
信州諏訪地方を中心に大繁栄した縄文時代の中期。信州の縄文のすごさは「縄文のビーナス」「仮面の女神」の国宝土偶だけではありません。芸術品とも呼べる土器・土偶、有数の産地を抱える黒曜石など、たくさんの魅力にあふれているのです。
縄文時代の信州がなぜ栄えたのか、縄文人の暮らしぶりも交え、写真とイラストをふんだんに使って解説。その後に続く時代への関心も高まることも間違いありません。
著者は『縄文農耕論』で知られる諏訪の考古学者・故藤森栄一氏の孫で、八ヶ岳の東側、北相木村考古博物館の若き学芸員です。
『「人間力」で闘う 佐久長聖駅伝部の強さの理由』両角速
今年の第95回箱根駅伝で優勝した東海大学。監督の両角速さんは、高校駅伝の強豪・佐久長聖高校の初代監督にして、2008年に大迫傑を擁して初優勝を果たした時の監督でもあります。
2011年に東海大学へ電撃移籍するまで、16年間の高校指導者時代、育てたトップランナーたちは数知れず。上野裕一郎や佐藤悠基ら、日本の長距離界のスターとなった選手たちとのエピソード、駅伝という競技の楽しみ方まで。自らのオリンピックへの夢をいま、教え子のランナーたちに託しつつ、静かな語りにリーダーの使命感があふれ出ます。
『浪漫あふれる信州の洋館』北原広子/文、佐々木信一ほか/写真
明治以降の学校建築で、初めての国宝指定が決まった松本市の旧開智学校。国文化審議会のを国宝指定の答申以来、旧開智学校校舎へは来場者が激増しているとか。
旧開智学校はじめ、信州のあちこちには、文明開化の幕開けとともに近代国家の象徴として建てられた洋館がたくさんあります。西洋建築を学んだ日本人建築家や、宮大工・和風建築の棟梁たちが手掛けた和洋折衷の洋館には、新しい時代の風に吹かれたばかりの日本の夢が満ちあふれています。
激動の時代を超えてきた近代建築の物語をひもきながら、信濃路の洋館を訪ね歩いてみませんか。近代の文化の香りと、新時代に対する人々のあふれる想いを感じてください。写真もたっぷりです。
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