アノニマ・スタジオWebサイトTOP > BOOK MARKET > 第11回 BOOK MARKET 2019 > 2019 出展社一覧 > 出展社紹介:ユカリロ編集部
ユカリロ編集部
yukariRoは、漢字にすると「縁路」。ご縁でつながった人たちに取材し、当たり前すぎて「ふつう」のワケを調べ、その土地ならではのおもしろさを追うリトルプレスです。その土地らしい理由、人の性格、クセや習慣、自然、歴史、ほんの偶然……。何が出てくるかはわからないけど、出てくる何かがおもしろい。そんなおもしろさを求めて、自分たちの住んでいる町を取材します。BookMarketには最北端・秋田からの参加です。ユカリロが作った本に加えて、ユカリロが敬愛してやまないリトルプレスや雑誌を持っていきますよ。
https://yukariro.jimdo.com/
おすすめの本
『ユカリロ01』ユカリロ編集部
カメラマン・高橋 希と編集者・三谷 葵によるリトルプレス。「ふつうの人の、ふつうの暮らし」にひそむおもしろさをテーマに、2016年創刊しました。創刊号の特集は「冬、秋田で仕込むもの」。いぶりがっこ、凍み大根など秋田の冬支度を独自の視点で追っています。また、「間貸ページ」では、紙の本で表現したい人たちにページを開放。大家さんと間借り人のような関係を紙面で実現するユニークな取り組みを行い、2016年12月号「ソトコト」ではユカリロ編集部の二人が表紙を飾りました。
『ユカリロ02』ユカリロ編集部
カメラマン・高橋 希と編集者・三谷 葵によるリトルプレス。「ふつうの人の、ふつうの暮らし」にひそむおもしろさをテーマに、2016年創刊しました。2号の特集は「みんなの声」。秋田県民にはおなじみの「なべっこ遠足」についての思い出、酒好き車社会の足を支える「運転代行」のエピソードなどを集めました。どうでもいいニッチな話題に真剣に討論する「ニッチどっち?!」では〈あんかけ〉について熱いディベートが繰り広げられます。
『いちじくパーラー 北のいちじく 11レシピ』ユカリロ編集部
まるでいちじく専門のフルーツパーラー。いちじく好きのためのレシピブックです。フレッシュでも、干しても、煮ても、食べ方によって表情を変えるのは、いちじくの大きな魅力です。この本は、秋田県随一のいちじくの産地であり、いちじくの経営栽培の北限でもある秋田県にかほ市で聞き書きした「いちじくの甘露煮」のレシピをはじめ、〈トリノス食堂〉シェフの佐藤由郎さん、〈空の木Garden〉の柴田うつぎさんによる新しいレシピも加えた、オールいちじく縛りの11レシピ。ニッチなニーズに応えてのロングヒットです。
『イオの月』三谷 葵
1歳魚のメスのハタハタのはじめての産卵を描いた小説。「ふるさと秋田文学賞」に出品され、惜しくも次点で受賞を逃したものの、選考委員の一人、内館牧子氏に「ハタハタの視点で書いた文が捨てがたい面白さで、『こわいもの知らずでよく書いた』という声があがりました」と評されました。このたび、こわいもの知らずでブックレット化。
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