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暮しの手帖社
暮しの手帖社の前身、衣裳研究所は、1946(昭和21)年3月に東京銀座で大橋鎭子と花森安治のコンビで創業しました。戦後まもない、物の無い時代でもおしゃれに美しく暮らしたいと願う女性への、服飾の提案雑誌『スタイルブック』出版からのスタートでした。1948(昭和23)年9月に、健康をささえる「食」と、家庭を守る「住」をとり入れ、『美しい暮しの手帖』(のちに『暮しの手帖』と誌名を変更)を創刊。その後、暮しの手帖社に社名を変更しました。
おかげさまで、創業から半世紀以上がたちました。広告を載せていない『暮しの手帖』は、一冊一冊をお買い上げくださったみなさまのおかげで、今日まで続いてまいりました。 これからも毎日の暮らしに少しでも役に立ち、親から子へと読みつがれていく、そんな雑誌でありたいと思います。
当日はみなさま方と直接お話し出来るのを楽しみにしています。是非お立ち寄り下さい。
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/
おすすめの本
暮しの手帖別冊『おしゃれと暮らし』
おしゃれとは何でしょう?
お金をかけて着飾ることも、ひとつのおしゃれです。
しかし、持っている服の色の組み合わせを変えてみたり、
仕事がもっと楽しくなる服装を考えたり、大好きな布を再利用したり……。
そんな暮らしの中から生まれた工夫こそが、
もっとも身近な「おしゃれ」なのではないでしょうか?
この本では、誰もができるおしゃれのヒントを集めてみました。
暮しの手帖別冊『春野菜夏野菜 決定版レシピ』
近年の『暮しの手帖』に掲載してきた数多くの料理のなかから、これぞという野菜のベストレシピ集ができました。
旬の野菜をじゅうぶんに生かした料理や手軽に作れるシンプルな料理、野菜たっぷりのご飯や麺類まで。さまざまなテーマにもとづいて選び抜いたレシピばかりです。
香り高くてやわらかな春の野菜と、みずみずしくて力強い風味の夏の野菜。その持ち味をぞんぶんに生かすコツがたくさん載っています。
今年も来年も、ずっと先まで使っていただける、まさに決定版の一冊です。
『昔話の扉をひらこう』
わたしたちの祖先が何世代も語りついできた昔話には、人生観や自然観、子育てのヒントがしみ込んでいます。あたたかいまなざしで人生の本質を語り、「大丈夫だよ」と励ましてくれるのです。
昔話研究の第一人者、小澤俊夫さんは、「子どもは社会の末っ子。今、不安の多い時だからこそ、暮らしのなかで、生の声でお話をしあう時間を大切にしてほしい」と願います。人間の声は、心に深く残り、一生を支えるくらい不思議な力があるのです。人と人をつなげる昔話の力、声の力、語りの秘密等、お話を例に交えながらその豊かな世界をご案内します。
*覚えて語れる「小さなお話集」、二人の息子さん(小澤淳さん、小沢健二さん)との初めての親子鼎談も特別収録!
『戦争中の暮しの記録』
一冊まるごとを戦争中の暮しの特集にあてた『暮しの手帖』1世紀96号(1968年夏)を保存版にした書籍です。
終戦から22年の歳月が経った1967年、『暮しの手帖』は、戦時下の「庶民の日常の記憶」を集めようと、「戦争中の暮しの記録」の投稿を呼びかけました。高度経済成長に沸く日本において、あの暗く、苦しく、みじめだった戦争の記憶は、もはや思い出したくない、忘れてしまいたい過去のことだったでしょう。ところが、総数1736編という驚くべき数の原稿が寄せられ、当時の編集長の花森安治と編集部員たちは、全身全霊を傾けてこの企画に取り組み、一冊に編み上げました。
市井の人々は、なにを考え、なにを食べ、なにを着て、どんなふうに暮らし、死んでいったか、生きのびたのか。半世紀の時を経て、あの「戦争」を今に伝える、不朽のロングセラーです。
『戦中・戦後の暮しの記録』
『戦争中の暮しの記録』(1969年刊)から約50年――。
ふたたび『暮しの手帖』は、戦争体験の手記を募りました。
今回は、戦時中の記録に加え、戦後の混乱期のできごと、そして戦後生まれの方には、体験者からの「聞き書き」での投稿も呼びかけました。この募集に応じて届けられた2390通の応募作品から、157点を選び、まとめたのがこの一冊です。本書は、庶民の戦中・戦後の暮らしがわかる貴重な記録であり、あの戦争を生き抜いた方々からの、いのちのメッセージ集です。
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