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雷鳥社
荻窪にある小さな出版社です。主に撮る・書く・つくる人のための本をつくっています。本の中身はもちろん、長く書棚に置いておきたくなるようなモノとしての佇まいにもこだわった本を出版しています。新刊を中心に持っていきますので、ぜひ浅草までお越しください!
http://www.raichosha.co.jp/
おすすめの本
『星に絵本を繋ぐ』著/井上奈奈
ドイツ・ライプチヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール2018」で銀賞を受賞した『くままでのおさらい(特装版)』など芸術性の高い絵本を創作し続ける作家・井上奈奈が書き下ろす、「絵本」以外では初となる著書!
本書は絵本を作るという行為が繋いでくれた「世界」についての話であり、
「美しさ」についての話であり、
「絵本を作ってみませんか」というお誘いの本でもあります。
(「はじめに」より)
多くの美しい絵本を作り出してきた井上さんの創作方法は、はっとするような発見や驚きに満ち満ちています。絵本を作ってみたいという方はもちろん、すべての作り手に読んでいただきたい、創作意欲を掻き立てる一冊です。
『はみだす緑 黄昏の路上園芸』
文・写真/村田あやこ デザイン・イラスト/藤田泰実
鉢植えの背後には、人間ドラマがある。
「路上園芸」それは暮らしの中で人と植物とが作り上げた、肩の力の抜けた緑の光景のこと。
路上園芸学会会長こと村田あやこ氏は、そんなゲリラ的園芸活動を愛で、見守ってきた。
その街中園芸を語る上で外せないのが、植物たちと同じくその地で根を張り生きる、市井の路上園芸家たちだ。“路上にはみだす園芸家”たちの独自の世界観と、「静かに収まっていられるか」とばかりに鉢からはみだそうとする植物の生命力。そのせめぎ合いは見ものである。
本書では、著者扮する黄昏時を迎えた主人公「たむら」の住む架空の街で繰り広げられる路上園芸に、独自のワードを当ててイラストとともに解説。クセの強いキャラクターたちが、植物を支え、時に支えられ、翻弄されていく様子が愛おしい。
『紋の辞典』
著/波戸場承龍、波戸場耀次
江戸時代に多くの種類が生み出され、日本人が慣れ親しんできた家紋。その図柄はすべて、職人によって正円と直線のみで描かれる。モチーフの本質だけをとらえた、日本独自のシンプルで美しいデザインの仕組みに迫る。
着物に家紋を描き入れる職人「紋章上繪師(もんしょううわえし)」が、美しさにこだわって描いた全283点の紋を紹介する。「基本の紋」では50,000種類ともいわれる家紋の中から、代表的な紋、希少な紋を選び抜き、対抗ページに作図過程がわかる「紋曼荼羅®(もんまんだら)」を掲載。
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