> 出展社一覧 > 出展社紹介:美術書出版会(ADBC アート・アンド・デザイン・ブック・クラブ)
美術書出版会
美術書出版会(ADBC アート・アンド・デザイン・ブック・クラブ)は、1994年に創設した芸術書を刊行する出版社の連合会です。現在、求龍堂・クレオ・芸術新聞社・淡交社・東京美術・西村書店・日貿出版社・平凡社・マール社が会員社です(五十音順・休会員社のぞく)。「美術」という共通したキーワードで連携し、さまざまな「芸術書」のご提案を通して、社会との接点に広がりを持つことを目指しています。
おすすめの本(求龍堂)
『旅する小舟』ペーター・ヴァン・デン・エンデ 著/岸本佐知子 執筆
小さな紙の舟が大海原を超えていく、壮大な夢物語。1本のペンによって、しかも黒だけで描かれたとは信じられないほどの豊かな表現の線画によって、未知の世界が次々と広がる。人生の旅をつづける私たちに、勇気と知恵を与えてくれる絵本。世界11か国で翻訳・刊行され、NYタイムズとWSジャーナルのベストブックに選ばれた話題の1冊。
『おばけのこ』テルヒ・エーケボム 著/稲垣美晴 訳
図版点数217点に及ぶフィンランド発の絵本。パラパラ漫画のように絵を中心にして物語が進行し、北欧的な冷たく静かな雰囲気を放つ絵のどれもが魅力的。アート性の高い作品に関心がある大人から、少し不気味だけどかわいい世界が好きな子供まで、親子で楽しんでいただける作品。
『VIKTOR』(ヴィクトール)ジャック&リース 著/野坂悦子 訳
狩りが大好きなヴィクトール。夢にまで見たチーターをしとめたけれど・・・!?
抜群の色彩感覚でグラフィカルに描かれたユーモラスなキャラクターたちとシニカルな物語。2018年のフランクフルト・ブックフェアでGlobal Illustration Awardsを受賞。世界7カ国で出版されたベルギー発の話題作絵本。
おすすめの本(芸術新聞社)
『満洲国グランドホテル』
再チャレンジ、前歴ロンダリングも許される自由の天地。
「五族協和」の理想を信じた人たちの生と死。既存の
満洲国イメージをくつがえす、満洲の土を踏んだ日本人の
奇妙にして、真剣なる「昭和史」物語。第26回 司馬遼太郎賞受賞。
『東京幻想作品集Ⅱ』
廃墟アートの鬼才・東京幻想の創造力が冴え渡るもう一つの
東京。作品の世界に入り込みたくなるような、儚くも美しい
世界がここにー
『Akine Coco 写真作品集 アニメのワンシーンのように。』
アニメのワンシーンのような写真で、唯一無二の世界観を
生み出すアーティスト、Akine Cocoの初作品集。
著者厳選の作品200点超を掲載。創作の秘密に迫るQ&A50も収録。
おすすめの本(東京美術)
『エドワード・ホッパー作品集』
アメリカ美術の巨匠エドワード・ホッパーの作品100点近くを収めた画集。鑑賞の助けとして、アメリカの視覚文化を研究する気鋭の著者が、「疎外」や「孤独」の観点から語られがちなホッパーに新鮮な視点を吹き込む。
『ポケモン×工芸 美とわざの大発見』
人間国宝から若手まで20名のアーティストが、「工芸」の素材と技法でポケモンと「真剣勝負」。そのひらめきと悶えと愉しみの中から生まれた約70点の作品を掲載。工芸ならではの豊かな物質感と卓抜のわざが極めた、ポケモンの思いがけない表情を堪能できる。「ポケモン×工芸展 ―美とわざの大発見―」公式図録。
『牧野富太郎選集1 植物と心中する男』
「植物の世界は研究すればするほど面白いことだらけです」。人生を植物研究に捧げた牧野富太郎博士。ユーモアたっぷりに植物のすべてを語りつくしたエッセイ集を装いも新たに復刊(全5巻)。第1巻では自伝、信条を中心に博士の人柄がにじみ出た内容満載。
おすすめの本(日貿出版社)
『手のポーズコレクション実用レシピ』
イラストや漫画を描く上で避けては通れない「手」は顔の次に大きな役割をはたしますが、自由自在に描く為には相当の学習と鍛錬が必要です。本書は手の構造に関する基礎知識を効率よく押さえ、頻出ポーズの形を覚え、必要に応じて収録素材をトレースして時短を狙える、手の作画に悩める方々に贈る便利な一冊。収録素材のデータはダウンロード可能で、利用規約の範囲内で商用でもお使いになれます。
『描こう! リアル色鉛筆:3色から始める』
色鉛筆による写真のような描写が話題の人気作家による色鉛筆技法書。本書では赤、青、黄の三色を基本にプラス1~2色の少ない色数で、驚くほどリアルな作品を描く技法を紹介。初心者でも取り組みやすい小作品ばかりを集め、モチーフ写真に加えて下絵も全て実寸大で掲載。また描法のポイントをQRコードでリンクされた50本の動画で見ることが出来ます。塗り絵感覚で自分だけの作品作りを楽しんでください。
『日本画の道標 (Drawing series of nichibou)』
「日本画制作の第一歩である下図の描き出しとその後の試行錯誤は、私にとって絵を描く悦びを感じる時です。」と言い切る著者は、山種美術館日本画アワード2019「未来をになう日本画
新世代」で大賞を受賞した日本画家。普段人の目に触れることはない下図と本画を並べて見比べられる作品を多数掲載し、さらに下図の前段階のスケッチも読者に観てもらうことによって、著者の内なる部分にも迫れる1冊にまとめました。
「日本画制作の第一歩である下図の描き出しとその後の試行錯誤は、私にとって絵を描く悦びを感じる時です。」と言い切る著者は、山種美術館日本画アワード2019「未来をになう日本画
新世代」で大賞を受賞した日本画家。普段人の目に触れることはない下図と本画を並べて見比べられる作品を多数掲載し、さらに下図の前段階のスケッチも読者に観てもらうことによって、著者の内なる部分にも迫れる1冊にまとめました。
おすすめの本(マール社)
『ゴッホのプロヴァンス便り 手紙とスケッチで出会う、あたらしいゴッホ』
著者:マーティン・ベイリー
翻訳:岡本由香子(オカモトユカコ)
学術協力:冨田章(トミタアキラ)
その"絵と言葉"で、わたしたちの心を惹きつけてやまない画家、ゴッホ。制作中の作品についてスケッチを添えながら家族や画家仲間にゴッホ自身が語っている手紙を多数収録。完成作品と見比べてゴッホを楽しめる1冊です。感情に任せて筆をふるったと語られることの多いゴッホですが、手紙の文面には刺激を受けた作家や画家の名前があふれ、理知的に試みながら絵を描いていたことが伝わってきます。描くことに懸命に向き合い、もがきながらも光を求めた彼の切なる“声”は、人間の普遍的な物語として、現代を生きる私たちの心にも響いてくるようです。
『古代ローマ軍の土木技術 街道・水道・運河などの建設事業をイラストで再現』
著者:ジェラール・クーロン & ジャン=クロード・ゴルヴァン
翻訳:大清水 裕(オオシミズユタカ)
戦争のない平和な時、古代ローマの兵士たちは何をしていたのでしょう? 司令官は兵士が無為に時間を潰すことを恐れました。そして兵士たちから“暇な時間を奪い取るために”、土木事業に動員しました。兵士たちはトンネルを掘り、街道をつなげ、橋を作り、そして水道を引いたのです。そのおかげでローマ帝国は類を見ない大都市へと発展していきました。古代ローマの兵士たちがどのような立場や環境のもとで、どのような工法により土木工事を行っていたのか、詳細なイラストによって、まるで当時の工事現場にタイムスリップしたかのように体感することができます。
『アーティストの手紙 ダ・ヴィンチ、ゴヤ、モネ、ロダン、ウォーホル…100人の気がかり』
著者:マイケル・バード
翻訳:大坪健二(オオツボケンジ)
本書はこの500年の間に交わされたアーティストたちの手紙を集めたものです。日常や愛の会話から制作上の苦悩やお金の心配まで、100人の私信を垣間見ることができます。カミーユを口説くロダン、仲介人に支払いの督促をするレンブラント、晩年のセザンヌの弱気と……彼らの手紙は人間らしさに溢れ「アーティストは孤独な天才である」という神話を払拭してくれるでしょう。一部の手紙には即興のスケッチやドローイングも添えられており、走り書きしたような文字からは書き手の息遣いが聞こえるようです。デジタル時代だからこそ私たちの琴線に触れる書簡の数々。手紙が書かれた時代背景や、画家本人についての解説も付いています。
おすすめの本(西村書店)
『世界 魔法道具の大図鑑』
ピエルドメニコ・バッカラリオほか 文 マルコ・ソーマ 絵 小谷真理 日本語版監修 山崎瑞花 訳
とある館の主が古今東西の「物語」から集めた魔法道具コレクションを一挙公開! アーサー王のエクスカリバー、黄金バットのシルバーバトン、ナルニア国の衣装だんす、ホグワーツ魔法魔術学校の組分け帽子、知恵の樹の果実…。美しいイラストとともに魅力あふれる210の魔法道具を紹介し、読者を夢と不思議の世界へ誘います。204の物語リストつき。
『およばれのテーブルマナー』
フィリップ・デュマ 絵と文 久保木泰夫 訳
およばれ先や、あらたまった席で、テーブルマナーが気になってドキドキしてしまったことはないでしょうか。美しく自然な所作で食事を楽しめたら、そして、子どもたちにもテーブルマナーに親しんでもらえたら、という方にオススメの絵本。エルメス4代目社長の息子である作者が、ユーモラスな文とイラストで「一流」のテーブルマナーを楽しく伝えます!
『カラー 世界 パンデミックの記録』
マリエル・ウード 編 青柳正規 日本語版監修 前島美知子 訳
瞬く間に世界を覆った新型コロナウイルス。本書は、パンデミックの始まりから約1年半の間、AFP通信が世界中で撮影した写真481点を掲載しています。緊張を強いられる医療従事者、ロックダウンで無人となった大都会や観光地。そして、未曾有の事態に立ち向かった人々の希望や連帯、息遣いまでも活写。今こそふりかえりたい、未来への道しるべともなる貴重な記録。
おすすめの本(クレオ)
『土佐深夜日記』
角田和夫 著
ピエルドメニコ・バッカラリオほか 文 マルコ・ソーマ 絵 小谷真理 日本語版監修 山崎瑞花 訳
舞台は昭和末期、土佐(高知)市内の闇夜のなかの光と影に潜んだ情景を、林忠彦賞受賞作家が激写!欧米で絶賛された写真集。
『みちのく色語り』
小松ひとみ 著
繊細で多彩な東北の四季の移ろいを著者独自のカメラアングルで切り撮った著者初の大型写真集。発売と同時に各紙誌絶讃!
『ueno masao math. site specific v.s.o.p. bamboo』
ueno fusako 著
世界で認められた日本を代表するバンブー・アーチストの初の作品集!英和併記。
おすすめの本(平凡社)
『小さな平屋に暮らす。』
小さな平屋で暮らしたい――。自然の風景に溶け込みながら、一方、風雨や地震にも強い平屋の家。多彩な実例を紹介しつつ、建主や建築家と共にその魅力を探る。建てる際に知っておきたい基礎講座付き。
『センスのABC』
センスがいいって何だろう?──ファッションから暮らしの道具、果ては生き方にまでついてまわる「センス」を、人気スタイリストが考えるフォトエッセイ集。オールカラー。
『フジモトマサルの仕事』
2015年に亡くなったイラストレーター、漫画家、フジモトマサルの仕事を通覧する一冊。多岐にわたる仕事をジャンルごとに紹介する。巻頭言は村上春樹。寄稿は森見登美彦ほか。
おすすめの本(淡交社)
『茶のゆのくに まっちゃマンのおもてなし』
伊住宗陽 監修/吉川嘉宏 作/吉田ユウスケ 絵
紹介文:「茶のゆのくに」のまっちゃマンと仲間たちが、お茶のおもてなしでゲストと楽しい時を過ごす物語をハートフルに綴る幼児対象の絵本。
『江戸・ザ・マニア』浅生ハルミン 著
キラキラした趣味に乗りきれないすべての人へ。イラストレーター・浅生ハルミンさんが、江戸っ子たちがハマったシブ趣味の世界へ誘うイラストルポ。
『京都/KYOTO 本城直季写真集』本城直季
木村伊兵衛写真賞の受賞者・本城直季さんが、京都の風景をジオラマのようにきりとり、新たな魅力を発信する「京都」写真集。
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