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作品社
作品社は、思想哲学/社会科学/文学/芸術関連書籍を中心に刊行している出版社です。1979年1月創立。今回のブックマーケットには、文芸、芸術/デザイン、ポピュラー・サイエンス、ノンフィクションなどなど、幅広いジャンルの本を持っていきます。
また、昨年ご好評をいただいた、「本を買ってくださった方に一品差し上げる、よりどりみどりのおまけの箱」を今年もご用意いたします。関連グッズのほか、一般流通ではすでに手に入らなくなっている書籍がおまけでもらえてしまうかも!?
皆様のお越しをお待ちしています!
https://sakuhinsha.com/
おすすめの本
『〈敵〉と呼ばれても』【サイン本】
ジョージ・タケイ 著/青柳伸子訳
『スタートレック』のヒカル・スールー(ミスター・カトー)役で知られる日系俳優が、第二次世界大戦中に三年間を過ごした日系人強制収容所での日々――合法化された人種差別のもとで成長する絶望と、それでも決して失われなかった希望を語り尽くし、極限的な状況下における偏見や差別の問題を訴えかける。
いままさに読まれるべき、長篇ノンフィクション・グラフィックノベル。
昨年来日した著者ジョージ・タケイ氏による直筆サイン本!
『装幀余話』
菊地信義 著
生きていることのすべてが装幀の素材になっていた。
一万五千点余の本を手がけた稀代の装幀者が語り下ろした、本と装幀への思い。
「何かアイディアがなくても、菊地のところへもって行けばなんとかしてくれる」というのは、……反射板みたいな「菊地信義」なんです。当時、四十代半ばから五十代にかけてのころは、大袈裟にいえば、日々生きていることのすべてが装幀の素材になっていた。朝、銀座の松屋のショーウィンドウで見たものが即素材になったり、画廊で見た版画にインスピレーションを受けたり、特に意識していないものの、目に入ってくるモノすべてがどこかで手掛けている装幀に結びついてくる。それは自分が作る以前に、見えない小説の世界を見えるものにする装幀者として、あくまでも「見る人」だからなんです。(本書「裏のない紙 装幀余話」より)
『人生を豊かにする科学的な考え方』
ジム・アル=カリーリ 著/桐谷知未訳
科学者たちと同じように世界を見るために――。
英国王立協会のマイケル・ファラデー賞を受賞した注目の理論物理学者による、今よりもちょっとだけ科学的に考えて生きるための8つのレッスン。
「……日々の生活で未知のものに出会って意思決定をするときに人々が模倣できるような、科学者全員に共通する考えかたがある。本書は、その考えかたをすべての人と分かち合うことを目的としている」――「序章」より
『マチスのみかた』
猪熊弦一郎 著
〈いのくまさん〉が教えてくれる、〈マチス先生〉の芸術と生涯。
戦時下フランスに遊学し、「世界で一番すばらしい芸術家」に直接教えを受けた洋画家による、評論/エッセイを集成。最初期の油絵から晩年の切り絵まで、100点超の作品を収録!
「先生のアトリエにうかがったとき、先生が自分の絵をおろそかにせず、デッサンも引出しに入れて鍵をかけているのを見て私は感動した。作品を大切にすることは、自分を大切にし、自分を信頼していることにほかならないからだ。私は先生のアトリエに一歩入って、先生の一つとしてゆるがせにしない厳粛な歩みを感じとることができた。 画業でこの修道的な歩みをされた先生のような画家は、千年を経ても、大袈裟にいえば一万年を経ても生まれないと思う。あのヴァンスでの先生の総合的な仕事は、先生の全生涯を経て、最後の炎を燃やした総決算であった。この仕事に先生のすべては集約されて、一人の人間のなし得る最大のものをみせられたのだと思う」(本書より)
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