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アノニマ・スタジオ

　アノニマ・スタジオは「ごはんとくらし」をテーマに本作りをしている出版社です。2009年に東京・蔵前の自社でBOOK MARKETをスタートしてから今年で15年目。今年は過去最大の出展社数となる“本の夏祭り”BOOK MARKET、みなさまのお越しをお待ちしております。
　アノニマ・スタジオのブースでは、料理のレシピ本、暮らしまわりのエッセイやガイドブック、おとなも子どもも楽しめる絵本が勢揃い。一冊ごとの魅力が満載ですので、ぜひお手にとってご覧くださいね。読者のみなさまにお会いできるこの機会を、スタッフ一同楽しみにしています！
　

https://www.anonima-studio.com/

おすすめの本

『ロゴスと巻貝』小津夜景著

小津夜景さんはフランス・ニース在住の俳人です。綴る文章は言葉のつながりが瑞々しく、しなやかな連想に魅力があります。本書は単なる読書エッセイではなく、これまでの小津さんの人生と、そこから結びつく本の記憶を手繰り寄せ、芳醇な言葉の群で紡ぎ合わせ、過去と現在、本と日常、本の読み方、人との交際などについて綴った一冊になっています。

『旅の彼方』若菜晃子著

登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する若菜晃子さん。本書は『旅の断片』、『途上の旅』に続く旅の随筆集三部作の最終巻です。今回の旅先は英国やロシア、タイ、ネパール、チリなど。旅の記憶や広がる思考を、読者が追体験できる濃やかで静謐な文章で綴ります。

『ハーブレッスンブック』
石丸沙織・長田佳子著

メディカルハーバリストの石丸沙織さんと菓子研究家・長田佳子さんは2018年より「herb lesson」を開催してきました。ハーブのテイスティングとそのシェアリングに時間をかけ、教科書的なハーブの知識だけではなく、それらが使う人の心身にどのように響くかを大切にしています。本書では、ハーブを通して自分を大切にするセルフケアの方法やアイデア、お菓子や飲み物のレシピをご紹介します。

『アメリカ南部の台所から』
アンダーソン夏代著

類書が少ないアメリカ料理本のジャンルでロングセラーとなっている料理本『アメリカ南部の家庭料理』の著者、アンダーソン夏代さんによる初めての書き下ろしエッセイ集です。その土地の食材や料理、調味料、レストランやスーパーマーケット、文化について、好奇心溢れる観察眼で、ユーモアを交えて綴ります。映画評論家の三浦哲哉さん推薦！