> 出展社一覧 > 出展社紹介:駒草出版
駒草出版
秋葉原にある出版社、駒草出版です。カタログ等の広告制作を行う会社の出版部門として、文芸書からコミックまで、編集者の情熱の赴くままに幅広いジャンルの本を作っています。
会場でみなさまにお会いできることを楽しみにしております!
https://www.komakusa-pub.jp/
おすすめの本
『五月の迷子』魚住陽子 著
2021年に急逝した魚住陽子のパソコンに残された「小説の書けない時」というフォルダ。その中には、月刊俳誌『つぐみ』に2001年から2006年まで書き綴った28編の「俳句と短い物語」のほか、未発表作品を含めた全64編の掌編小説が保存されていました。本書には、未完の作品1編をのぞいた63編と、『つぐみ』に掲載された俳句を収録しています。私小説的なものからフィクションまでバラエティーに富んだ作品の数々。短い物語だからこそ魚住文学のエッセンスがぎゅっと詰まった、味わい深い一冊です。
『この、あざやかな闇 行きずりの人たちのスナップショットでたどる現代社会』ジェフ・シャーレット 著 安達眞弓 訳
アメリカ共和党の支持団体であるキリスト教保守派組織に潜入し、同宗教組織と各国首脳との癒着を暴いたルポルタージュ『The Family』などで知られるジャーナリスト、ジェフ・シャーレットが、世界各地で出会った「社会の周縁にいる人たち」を言葉と写真で綴ります。老若男女の夜勤の人々や薬物常習者、警察の暴力によって命を落としたアフリカ系アメリカ人の運命をたどって、プーチン政権下の同性愛者たちや、モーテルに暮らす車椅子の女性に向かい合う――。ルポでありながらエッセイのような、ユニークなスタイルのフォト+散文集です。
『ミステリーな仏像』本田不二雄 著
体内に臓器と骨格をそなえた秘仏、Vサインをする謎の菩薩、人髪を植え込んだ鬼子母神……等々、「ミステリー」な仏像が約120体。本書は、日本でただ一人「神仏探偵」を自称する著者が、いまだ見たことのない仏像を日本中に探し求め、その謎に迫り、秘められたドラマを発掘し、あらたな魅力を発見していく、これまでになかった仏像ガイドです。いったいなぜ、そのような姿でなくてはならなかったのか? 現地取材の臨場感ともに綴られる、神仏再発見の旅。その記録は、わたしたちを新しい仏像体験へと誘うものとなるでしょう。
Copyright(c) anonima-studio