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而立書房+生きのびるブックス
而立書房は演劇書・人文書・文芸書を扱う1971年創業の出版社です。100年前くらいの一字ずつ綴り、活字に組まれた出版の重みを頭の隅におきながら、いま何ができるのか考えながら本をつくっています。紙と鉛筆の表現を信奉しつつ、新しい地平を目指します。http://jiritsushobo.co.jp
「生きのびるブックス株式会社」は、2021年10月にスタートした小さな出版社です。
足下を見つめなおし、日々のデコボコを味わいながら乗りこえること。
予期せぬ社会の変化を生きぬくこと。
一風変わった「屋号」に、この二つの希望をこめました。
人文からサブカルチャーまで幅広いジャンルを横断し、明日をほんの少し明るく照らす出版社を目指します。
https://www.ikinobirubooks.co.jp
ウェブマガ https://ikinobirubooks.jp
おすすめの本(而立書房)
『マルベリー・ツリー』エリザベス・ボウエン 著 ハーマイオニー・リー 編
英語で綴られた文学は数多あれど、アングロ・アイリッシュの出自をもつボウエン作品は一味ちがう。そのボウエンのエッセイ、書簡、書きかけの自伝などノンフィクションの文章をオックスフォード大名誉教授の文芸批評家が編纂し、作家の素顔に迫る。高価な本となってしまいましたが、文学読者の方々におすすめです。
『危機のいま古典をよむ』與那覇潤
インターネットがもたらした「検索」は、歴史の感覚を薄くしてしまった。そんな時代におすすめなのが古典読書。過去に対する信頼(トラスト)と敬意(リスペクト)を持ち続けることが、私たちの社会に「古典」を作る……。読書案内と社会批評が融合した同時代への提言。
おすすめの本(生きのびるブックス)
『みんなの〈青春〉』石岡学
“キラキラの青春”だけが、青春なのか? 太陽族、みうらじゅん、乃木坂46。様々なジャンルを横断しながら、私たちの自意識を刺激してやまない青春イメージを読み解く社会文化史。武田砂鉄氏が「著者の指摘に、図星すぎて赤面する」と悶絶(?)した、話題の一冊。
『悼むひと』遠藤美幸
戦場体験者の証言が浮かび上らせるのは、歴史的事実だけでない。話せないこともあれば、伝えたくても伝わらない真実もある。戦没した仲間への哀惜。「勇ましい」戦後右派への不信…。ビルマ戦研究者であり、戦友会、慰霊祭の世話係でもある著者が、20年以上にわたる聞き取りをとおしてつづった、 “痛み”と“悼み”の記録。各紙誌絶賛!
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