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大福書林
日常の中にあるささやかな芸術をひろいあげて本にしています。今年10年めを迎えます。古くてもオーソリティになりえず、実用でなくとも誰かの今日を明るくするような、お好きな方には自分のための本だと思ってもらえるような本を出版していきます。ぜひお立ち寄りください。
https://www.daifukushorin.com/
おすすめの本
『オストモダン2 東ヨーロッパ 社会主義時代の建築と街並み』
イスクラ 著
社会主義時代が遠くなる東欧で、民主化後も残る巨大集合住宅や時を止めたようなインターホテル、駅舎、戦後に繁栄を享受した街、モニュメントなど、文化と歴史の名残をとどめる社会主義の産物を迫力ある写真と用語の説明をまじえた解説で紹介する。
『オアハカの動物たち』
手工芸の宝庫といわれるメキシコ・オアハカ州。20世紀半ば、一人の男が作りはじめた木彫りの動物たちに、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードが早くから注目した。今ではメキシコを代表する工芸品となったオアハカン・ウッド・カーヴィングだが、初期のものはマチェテ(山刀)を使った粗い彫りと、釘で打ちつけただけの手足や尻尾、アニリン染料の味わい深い褪色など、なんとも言えずおおらかで、日本でも多くの作り手に愛された。本書には、濱田庄司・堀内誠一・柚木沙弥郎・柳宗理・山本教行らの蒐集品を含む130点の動物たちが登場する。
『からくり玩具世界一周』
職人・工人の技術が光る最後の時代の「からくり玩具」。
本書では、紙や木など身近な素材でつくられ、土産・子ども向けの安価だが工夫の凝らされたおもちゃたちを、魅力が伝わるビジュアルを追求した、美しい紙面で紹介する。山口照二氏に編集を依頼されて制作した限定本をおひろめします。
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