> 出展社一覧 > 出展社紹介:灯光舎
灯光舎
2019年に出版海に船出をして、荒波に身をゆだねること5年が経ちました。「人と暮らし」のなかに潜む得体のしれない、文学っぽい何かに魅かれて本を編んでいます。「心にのこる」、「手もとにのこる」、「世の中にのこる」ような本がつくれるよう日々精進しております。https://www.tokosha-publishing.com/
おすすめの本
『キミは文学を知らない。 ― 小説家・山本兼一とわたしの好きな「文学」のこと』
山本英子 著
京都に住まい、物語を書き続けた作家夫婦の素朴なライフストーリー。
2009年に『利休にたずねよ』で直木賞を受賞し、2014年に早逝した京都ゆかりの作家・山本兼一。彼の妻であり、児童書作家・文筆家の山本英子さんによる初めてのエッセイ集。
本書前半は、10年前に亡くなった夫・山本兼一さんが残した取材ノートや手帳を改めて紐解き、自身の記憶を重ねて、夫のありし日を語ります。
後半になると、内容の主軸が英子さん自身に移り、自身の思い出に残る本のことや児童書を書くきっかけとなったエピソード、夫への葛藤などを描く内容へ展開します。小説が好きなすべての人へ読んでほしい一冊です。
『つくる人になるために ― 若き建築家と思想家の往復書簡』
光嶋裕介・青木真兵 著/青木海青子 画
建築家の光嶋裕介さんと奈良の山村で私設図書館を開く青木真兵さんが、2年の間に交わした往復書簡を書籍化。
なぜ建築をつくり続けるのか、「ちょうどよく」働くことはできないのだろうかなど、日常の些細な物事にふれながら、私たちが何気なく受け入れている社会の「常識」を揺さぶる対話が展開されます。内田樹さん推薦。
『アンパサンド 第1集 詩的なるものへ』
空中線書局 間奈美子 編
コラージュ、手紙小説、回文、写真作品など、7人の現代アーティストのそれぞれの作品を、毎号1作品ずつ、白い封筒にいれてお届けする新感覚小雑誌。全6号で完結、現在は4号まで刊行。情報量が満載の刊行物です。ぜひ会場で見本をご覧ください。
Copyright(c) anonima-studio