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ニジノ絵本屋
東京で2011年にオープンした絵本専門店「ニジノ絵本屋」です。2012年から自社レーベルにて絵本の出版をスタート。最初の出版作品は、後に人気絵本作家となるはらぺこめがねのデビュー作『フルーツポンチ』(2012年7月)。その後、書店でありながら、約10年間で30作品の絵本制作を手がけています。ニジノ絵本屋が作る絵本は、絵本作家のみによって作られた絵本だけではありません。これまでに、農家、小児がんの小学生、スーパーマーケットの店長、書評家、料理家、ジャグバンド、英会話教室の先生、先天性四肢障害のNPOなど、様々な人たちと絵本を作ってきました。ニジノ絵本屋にとっての絵本作家とは、絵本で誰かに何かを伝えたいと思っている全ての人です。たくさんの出会いが、私たちの活動を大きく広げてくれました。
また、ニジノ絵本屋は絵本を作るだけではなく、思わぬ場所での絵本との出会いを作っています。例えば、日本最大級のロックフェス「サマーソニック2019」。その他にも、美術館や国内外のフェスティバルなどで、年間200ステージ以上の絵本と音楽のライブを手がけています。
https://nijinoehonya.com/about
おすすめの本
『夜のおたんじょう会へ』
今年初めて「ボローニャチルドレンズブックフェア」にブース出展してきました。この絵本は世界中の65カ国、810の出版社から応募された3355タイトルの中から、国際審査員によってアメイジングブックシェルフに選ばれました!
やさしくて不思議な夜。読んだ後、心がふんわり、あたたかくなる絵本です。
英語とイタリア語翻訳が付いた3か国語の絵本です。
『フルーツポンチ』
夏にぴったり!ちいさなおんなのこ(はらぺ子ちゃん)とちいさないきもの(ぺろ)がフルーツポンチができるまでを食材の不思議な音と一緒にめぐる大冒険!「はらぺこ印」シリーズの原点、フルーツの香りが漂ってきそうな絵本です。
『LEMON TIME』
描かれているのは絵本『COFFEE TIME』から3年後の世界。
主人公である働く女性は独立して在宅ワークをするようになり、優しい動物たちには新しい仲間が加わりました。好きなものに囲まれた暮らしは心地よいけれど、責任ある仕事と一人で向き合う日々はときに孤独。
そんなある日、故郷から山盛りのレモンが届きます。美しい故郷の海とレモン畑を思い浮かべて。大事な人たちと今は会えないけれど、心はたしかにつながっている。そんなふうに感じさせてくれるレモンの時間が、優しい言葉とイラストで描かれています。ぜひ、2作合わせてお楽しみください。
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