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雷鳥社
荻窪にある小さな出版社です。主に撮る・書く・つくる人のための本をつくっています。本の中身はもちろん、長く書棚に置いておきたくなるようなモノとしての佇まいにもこだわった本を出版しています。新刊を中心に持っていきますので、ぜひ浅草までお越しください!
http://www.raichosha.co.jp/
おすすめの本
『数の辞典』
澤宏司 著/廣﨑遼太朗 絵
雷鳥社の辞典シリーズ12作目。0や1などの数字から、正負の数、ピタゴラスの定理、微分・積分、非ユークリッド幾何学、コンピュータ、そして現代の未解決問題に至るまで221項目を紹介。学校で習ったけれど忘れてしまった定理や、聞いたことはあるけれどよく知らない数学用語をわかりやすく、どこからでも眺められるよう「辞典」という形でまとめました。先史時代→現代の順に大まかに並べ、数学史(数学者)に関する注釈、関連語のlink、章末コラムなども掲載。ウィットに富んだイラストとテキストが数学の奥深い世界へと誘います。
『日々のぽかん体操』
川﨑智子 著/ワタナベケンイチ 絵
動詞で体をゆるめる整体本です。日めくりカレンダーのようにパラパラ読めて、どこでも実践できます。著者は整体指導者の川﨑智子さん、イラストはワタナベケンイチさんです。文字を「かく」、布団に「もぐる」、本を「よむ」など、日常の動作を体操と捉え、四季ごとに体を整えるために必要な動きを文字とイラストで伝えます。動詞ひとつで体がうごく、そんなことばのおもしろさから生まれた体操です。動詞で体を元気にして、季節の力で心を楽にする。1年を通して体を「ぽかん」と新しいものにしていきます。
『また猫と 猫の挽歌集』
仁尾智 著
猫を愛するすべての人へ
多くの猫を愛し見送ってきた猫歌人・仁尾智と、 多くの“猫飼い”の声を聴いてきた猫
本専門店キャッツミャウブックスが贈る猫の挽歌集。
わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない/
誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ/
のんびりとした猫だった 最期だけそんなに急いでどこへ行くのか/他全115首。
とても静かでありながら、ハッとするあしらいのある装丁・デザイン。
*あとがきより一部抜粋
『猫を看取るときには、たくさん短歌がうまれる。~中略~ 実際には、悲しみから身を守るように「短歌ができてしまう」というほうが正しい。』『そう悲しみは共有できないのだ。それぞれが、まったく別の悲しみを抱いている。ただ、「命」を前にしたときの右往左往や詮無い気持ちはみんな同じなのだ、とも思う。』(仁尾智)
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