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インセクツ

私たちインセクツでは、その名も「IN/SECTS(インセクツ)」という雑誌を刊行するとともに、大阪スパイスカレーの名店が多数掲載されている「関西のスパイスカレーの作り方1・2 」や宝塚の料理店「シチニア食堂のPARTY」などのレシピ本の他、ASIAの60名のイラストレーターがお気に入りのFOODを描いた「MY FAVORITE ASIAN FOOD」といった書籍を発行している出版社です。地元である大阪の話題を中心に毎号テーマを決め、まだまだ知られていない文化やお店、人、モノ、コトについてお届けしています。さらに、個人の考え方や地域の動きまでもをローカルカルチャーと捉え時代のムードとともに編集を行なっています。
粉もんとお笑いの街と誤解されがちな大阪ですが、まだまだ皆さんの知らない、シャイな大阪人が育んできた街・大阪があります。あなたの知らないニューな大阪、そして価値観がきっと見つかります。ぜひ一度手にとって、新たな出会いをお楽しみください。
https://insec2.com/
おすすめの本
IN/SECTS vol.18「特集 THE・不登校」
文部科学省発表の「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると不登校児童の総数は11年連続で増加、過去最多となっている。ちなみに、不登校とは、文部科学省の定義では"心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者をのぞいたもの"となっている。 今号ではその年々増加の一途を辿っている不登校について考えてみた。 そのきっかけは、編集部の周辺でも不登校児童がいる家庭が増えているという話を聞いたからだ。商売人の子、会社員の子、ライターや写真家の子、フリーランスの両親の子、様々な状況の家庭で不登校児童がいる。それは自分たちが親になったことも大きく関係しているとは思うものの、社会問題としての認識もたかまっているように思う。かくいう小誌編集長の子も不登校だ。 とはいえ、実際に当事者になってみるまで、それがどのような状況なのかはわからない。つまり知らないことが多すぎるということも今回取り上げてみたいと思った理由でもある。当事者になって初めて知る悩みや思考に加えて、不登校というと何か後ろめたい、そんな気持ちにもなるだろう。実際に、不登校児童本人もそう思っているところが少なからずあるようだ。 そこで、学校に行かないということがそもそもどのようなことなのか、不登校は後ろめたいことなのか、みんなにとって学校とは? などの考えるきっかけになればと、不登校児童の親、不登校経験者、学校の先生、そして、不登校児童を中心にいろんな人たちと話してみた。 さて、みなさんにとって学校って? 不登校とはどういうことなのか、一緒に考えてみましょう。
IN/SECTS Expanded Edition「本をつくって本を売る」
本書はIN/SECTS Magazineの中でもスマッシュヒットを記録した vol.13「NEW BOOK SHOP CULTURE」とvol.16「本をつくる」を合本したものだ。合本とは言え、それだけにはとどまらず、新たに誕生したレーベルやブックショップを取材し、さらに、販売方法やブックフェアについても収録している。 本書からは、vol.13とvol.16をリリースした当時の熱量と現在進行形で変化している本づくりと取り巻く環境について感じてもらえるはずだ。 また、前述の通りつくり手や書店の紹介に加えて、いかにして売るかという方法論と増加している新たな売る場にも着目し、紙面全体を再構成しなおしている。 なぜなら、編集部自体、この1年、さまざまな場で販売を行ったり、つくり手のみなさんの販売を見聞きする中で、ジャンルによって分かれていた売り場に、これまで異質と感じられていたレイヤーの人々が集い共に本を楽しむという姿をまざまざと体感したからだ。 世間では書店がなくなるニュースが後を立たない、さらに言えば書店に対する頓珍漢な補助の話まで出てくる始末だが、そんな中でも編集部の周りから聞こえてくる声は、とても元気だ。ますます、溌剌とする気配さえ感じずにはおれない。 余談だが、お隣の国、韓国では本を読む行為がかっこいいと、「テキストヒップ」などという言葉も生まれているらしい。 だからと言って手放しで「未来は明るい!」などというつもりはないけれど、工夫やアイデアがたっぷり詰まった本づくり、そして、本を売るを改めてお楽しみください。
MY FAVORITE ASIAN FOOD(特装版)
日本・台湾・韓国・香港60名の作家が参加!
“記憶に残る料理"を描く、イラストレーターの作品集
「お店の一品でも家庭のご飯でも構いません。あなたのお気に入り、また思い出深い料理をイラストにしてください」という問いかけに応えた、作家60名の作品群。 香りや味わい、そして食べ物を通した誰かとの思い出。食案内はもとより、パーソナルな記憶と作家の想像力を楽しむ1冊!
『餃子がやってきた』(スケラッコ/日本)、『やき鳥雀(ジャン)の焼きおにぎり』(マメイケダ/日本)、『夜行列車でトムヤムクン』(nakaban/日本)、『みんな私のこと好き』(? SHIN MORAE/韓国)、『コーンとハム入り蛋餅(ダンビン)』(Mister Goat/台湾)など、「食べ物」というテーマを入り口に各作家が描く光景はさまざま。イラストにまつわる、それぞれのエピソードもご一読を。
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