まえがき
◆1章 身体と脳の不思議
1 塩、その知られざる不思議な作用
2 熱中症と低体温症
3 涙は脳をリセットする
4 寒い朝、健やかな眠りのために
5 「時間栄養学」のすすめ
6 血圧と呼吸のリズムが同調するとき
7 「旨いものは別腹」って本当?
8 その美しさに感動する腸内フローラ
9 人の心を惹きつける香りの効能 人工的香りで化学物質過敏症
10 ガムを噛む効用
11 第三の脳、皮膚感覚
12 薄毛と抜け毛が気になっても
13 難聴は認知症を昂進する?
14 ほんわか、ほっこり入浴剤
15 笑いの効用と人間関係の調節
16 塗り絵が流行っているのはなぜ?
17 免疫力って、なに?
18 写真を見る視線にも東洋と西洋の文化の差
19 絵画における右と左
20 プラシーボ効果とノーシーボ効果
21 表情は遺伝する?
◆2章 動物と虫、生態系の謎
22 生物世界のシンクロ現象
23 働きアリの七割は怠け者
24 都会の小鳥が早口になっている?
25 異性を前にすると緊張する鳥
26 失恋したハエのやけ酒
27 モルフォチョウの神秘の輝き
28 色のマジック。驚くべきヤリイカの能力
29 ハサミムシの究極の子育て
30 ゴキブリの愛すべき側面
31 魚に多く含まれる、EPAとDHAの効能
32 霜降り牛と筋肉牛
33 シマウマの縞模様 吸血昆虫との攻防の証し
34 蚊が持つ脅威の能力
35 たくましい、海を渡るチョウ
36 数を数える動物
37 道具を使うイルカ
38 海の酸性化とクジラの受難
39 歌うクジラ
40 春先、三つの出合いの危機
◆3章 植物と遺伝子とウイルス
41 野菜の鮮度を測る
42 リンゴの皮の輝き
43 バナナの歴史とクローンの弱点
44 古くから珍重されたユズ
45 薬になる身近な雑草
46 花咲か爺さんの灰の謎
47 素敵な花時計
48 町の雑草と田舎の雑草
49 花粉と種子を散布する植物の作戦
50 ゴマの力
51 ダイコンの上手な食べ方
52 香りマツタケ。味シメジ
53 第七の栄養素「フィトケミカル」
54 恐竜が愛したモクレン
◆4章 未来と社会と子どもとの関わり
55 可能性の錯覚
56 叱ることと褒めること
57 近いほど遠い、遠いほど近い
58 寝る子の海馬はよく育つ
59 フィルターバブルと情報の偏り
60 カマキリ占いとすばる占い
61 愛と数学を謳う短歌
62 年をとると時間が経つのが速いわけ
63 ピラミッドは古代の公共事業
64 「三項原理」のすすめ
65 アインシュタインの手紙
66 「女子大生の日」と三人の女性科学者たち
67 「不気味の谷」は乗り越えられるのか
68 日本の科学に未来はあるか
69 オスプレイ=未亡人製造飛行機のわけ
◆5章 月と宇宙と地球の未来
70 緑のオーロラは生命の証
71 貝殻の縞模様が語る地球の歴史
72 宇宙人が地球にやってこないわけ
73 宇宙が四次元であれば
74 夜空はなぜ暗い?
75 番頭さんの無限宇宙論
76 芭蕉は越後で天の川を見たのか? 天文学的芸術鑑賞法(その1)文学編
77 ゴッホの「星月夜」のテクニック 天文学的芸術鑑賞法(その2)絵画編
78 エオルスの竪琴と「もんじゅ」の事故
79 恒星は“核”の世界、惑星は“原子”の世界
80 遥かな宇宙から地球を眺めれば
あとがき