この星で生きる理由 ―過去は新しく、未来はなつかしく―
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- ISBN-13: 978-4-87758-836-6
- 発売日:2022/8/31
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この星で生きる理由 ―過去は新しく、未来はなつかしく―
- 答えのない問いを考える77篇
- 理学者で天文台台長でもある著者の視点で「月と音楽」「戦争とプラネタリウム」「数学と努力」等、専門的な知識と日常の景色を重ねて語るエッセイ集。巻末には著者の戦争体験や教育理念の根幹が分かるNHKラジオ深夜便を収録。
編集者のおすすめポイント
物理や数学、宇宙や詩など多様な書籍を多く執筆してきた著者が、87年間の人生で得た知見をもって、答えのない問いに答える一冊。宇宙研究と人の生きがいの繋がり、日本文化と√2の関係、詩と科学の接点など、一見関係が見えないことを繋げる語りは、日々の悩みや戸惑いに対して新鮮な風を吹き込んでくれる。日常の中で次第に悲観的になった心を落ち着かせたい方にこそ手に取ってもらいたい。巻末のNHKラジオ深夜便では、著者が経験した戦争の実態や、学問の探究とリベラルアーツ教育を志した根幹、更に病との付き合い方などについて語っている。