空気が静かな色をしている ー日々ごはん2021.7→12ー
定価 1760円(本体価格1600円)
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- ISBN-13: 978-4-87758-867-0
- 発売日:2024/12/10
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空気が静かな色をしている ー日々ごはん2021.7→12ー
定価 1760円(本体価格1600円)
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毎日食べるごはんのように、今日を味わいながら、
この世界を生きていく。 -
「なぜ日記を書くんですか?」と、よく聞かれる。
そういうとき私は、うーんと考え込んでしまう。なんでなんだろう。あったことがなくなってしまうのが淋しいから。そう答えたこともある。
でも、あったことはなくならない。今の私はそう思う。
ここまで書いて気がついた。もしかすると、あまりにたくさんのものごとが流れていってしまうからなのかも。しかも、流れているのはまわりだけでなく、自分自身もなのだ。
ー書き下ろしエッセイ“「日々ごはん」と私”より
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編集者のおすすめポイント
神戸に暮らす料理家・文筆家である高山なおみさんの日記エッセイが新装リニューアルです!
2016年に神戸へ拠点を移して6度目の夏から冬、2021年7月から12月の日記を収録。
この頃は神戸新聞の連載がはじまり、神戸での暮らしを特集したテレビ番組がNHKで放送され、大きな話題となった時期です。高山さんが撮影した写真のアルバムと、日々の暮らしから生まれた「おまけレシピ」、書き下ろしエッセイ“「日々ごはん」と私”を収録しています。巻末には、詩人・作家として活躍される最果タヒさんから「誰かの生活と私」を寄稿いただきました。