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ダッドリーくんの12のおはなし

さく:フィリップ・レスナー
え:アーノルド・ローベル
やく:こみや ゆう
定価 1760円(本体価格1600円)

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  • ISBN-13: 978-4-87758-847-2
  • 発売日:2023/4/24

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ダッドリーくんの12のおはなし

さく:フィリップ・レスナー
え:アーノルド・ローベル
やく:こみや ゆう
定価 1760円(本体価格1600円)
「ぼくの名まえは、ダッドリー・ピピン。
パパもピピンで、ママもピピン。
しんせきもいっぱいいて、みんな、ピピンっていうんだよ。」
(本文より)
持ち前のユーモアと素直な心が魅力的なダッドリーくんを主人公にした児童文学。『がまくんとかえるくん』などで絶大な人気を誇るアーノルド・ローベルの挿絵があたたかい作品です。
人気の翻訳家・小宮由さんの訳が心地よい、情感豊かな物語。やさしい気持ちになれる名作の初邦訳作品です。

編集者のおすすめポイント

ダッドリーくんの赤い自転車に乗るおばあさんや、得意な笛をふいてくれる校長先生、毛がわの帽子をほしがる魔女など、いろいろな人と出会っておしゃべりをするダッドリーくん。この本の12のお話は、素朴ながらウイットにとんだダッドリーくんと彼らとのやりとりが、読者をあたたかい気持ちでつつみこんでくれます。アーノルド・ローベルの素晴らしい挿し絵が物語の世界観を引き立て、名作の翻訳を数多く手掛ける小宮由氏の日本語訳とともに、世界を奥深く感じられる作品です。ひとつひとつのお話が短いので、朝の読書時間の本におすすめ。大判で絵も楽しめるので、プレゼントにもぴったりです。

著者略歴

フィリップ・レスナー(1922-2005)

アメリカ・ニューヨーク生まれ。シカゴ大学、ニューヨーク市立大学などで学び、第二次世界大戦で陸軍に従事した。その後、ニューヨークで地下鉄の運転手を務めながら、ニューヨーク大学を卒業し、1959年に、出版社のハーパー&ブラザーズ社に入社。在籍中の1965年に本作を発表。この作品が人気を博し、歌やテレビ番組が作られた。その後、編集者をしながら絵本や児童書などを執筆した。邦訳作品に『にんげんって たいへんだね』がある。

アーノルド・ローベル(1933-1987)

アメリカ・ロサンゼルス生まれ。プラット・インスティテュートで学び、1961年、ハーパー&ブラザーズ社の編集者と知り合ったことがきっかけで『かえってきた さけ』の挿絵で、絵本作家としてデビュー。翌年には、文と絵の両方を手がけた『マスターさんとどうぶつえん』を発表する。1970年『ふたりはともだち』が誕生し、そのシリーズで絵本作家としての不動の地位を築き、54歳で亡くなるまで、100冊以上の作品を残した。

こみや ゆう(1974-)

東京生まれ。2004年より、東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。主な訳書に『イワンの馬鹿』『いろって なあに?』『キプリング童話集』『どうぶつたちのナンセンス絵本』『台所のメアリー・ポピンズ』(以上、アノニマ・スタジオ)『さかさ町』『しょうぼうしのくまさん』など。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者である故・北御門二郎。

目次

ダッドリーくんと友だちのいない友だち
ダッドリーくんとおばあさん
ダッドリーくんとゾウ
ダッドリーくんと絵かき
ダッドリーくんとまじょ
ダッドリーくんとこいぬ
ダッドリーくんとおまわりさん
ダッドリーくんとアシダカグモ
ダッドリーくんと校長先生
ダッドリーくんとマジシャン
ダッドリーくんとルイーズ
ダッドリーくんとパパ
 

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