先日、気持ち良く晴れた日の昼休みに、堤防を上っていたときのこと。
今にも飛びそうに羽をひろげているのにもかかわらず、
おなじ格好のままのふしぎな鳥のすがたをみつけました。
こんなに近づいても、そのまんまです。
いまにも演説でもはじめそうな、
こんなに威風堂々とした鳥の姿というものを目にしたのははじめてです。
飛び立つときまで見ていたかったのですが、そんなそぶりを全く見せないので、
あきらめて仕事に戻りました。
後日、鳥たちが川に飛び込んでお腹をみたしている様子をみて、
「ああ!濡れた羽を乾かしていたのか!」
とひとり膝を打ったのでした。
鳥たちも、羽の乾きやすいお昼ごろが食事時のようす。
昼間の隅田川をお散歩するたのしみが、またひとつふえたのでした。
(update 2015.05.15)