羽塚順子さんの著書『ウェルフェア トリップ』刊行記念イベント@神保町ブックセンターが、いよいよ来週末開催です。会場席は完売のため、オンラインのみとなりますが、ぜひご参加ください!
◆障がい者の手仕事~『ウェルフェア トリップ -福祉の場をめぐる小さな旅-』刊行記念
松場登美さん×眞塩恵さん×羽塚順子さんトークイベント
【開催日時】
2022年9月16日(金)19:00~20:30
【会場】神保町ブックセンター
リアルタイム配信(2週間アーカイブ配信あり)
【参加費】1,000円(税込)
【お申込み】
下記のURLからお申込みください。
https://0916event.peatix.com/
【内容】
『ウェルフェアトリップ -福祉の場をめぐる小さな旅-』(アノニマ・スタジオ)では、全国12の福祉施設を訪ね、障がい者の人たちが手間と時間をかけて取り組む手仕事の紹介や、地域の居場所としての働き方、暮らし方、人としての在り方を問いかけています。
このたびは、島根県の人口400人のまちで「石見銀山生活文化研究所」を営み、全国にファンを持つ「群言堂」代表の松場登美さんと、群言堂の「ちくちくブローチ」を担当されている東京・玉川福祉作業所の眞塩恵さんをお迎えして、著者の羽塚順子さんがお話しをお伺いします。
地元・島根の福祉施設に様々な手仕事を発注されている群言堂さんの「ものづくり」や「地域での場づくり」について、また障がい者施設ではどのような手仕事が行われているのかなど、作品や商品を解説いただきながらその魅力と課題、手仕事を通しての変化などを伺いながら、みなさんとともに目線合わせの可能性を探ります。
*松場さんは島根からzoomでのご登壇となります
【登壇者】
松場登美(まつば・とみ)
株式会社石見銀山生活文化研究所代表取締役所長。1998年に(株)石見銀山生活文化研究所を設立。ライフスタイルブランド「石見銀山群言堂」として商品の企画・製造販売を手がけ、全国の百貨店などで展開。古き良き時代の良さを大切に、新しい価値観を提案する暮らしの場として古民家宿「他郷阿部家」の営業も行う。おもな著書に 『群言堂の根のある暮らし』(家の光協会)、『他郷阿部家の暮らしとレシピ』(家の光協会)、『これが登美さんの”福吹く”暮らし』(婦人之友社)など。
世田谷区立玉川福祉作業所/眞塩 恵(ましお・めぐみ)東京・世田谷区二子玉川と等々力にある福祉施設。知的障がいがある方たちが通所し、日々作業を行っている。「smile is best! irodoriは、ALL OK! な社会の実現に向け、笑顔を生み出す、モノ・コトを皆さんにお届けします」というコンセプトの下、作り手の感性そのままに、刺し子や裂き織り、陶芸でその時々の「今」を表現し、暮らしが楽しくなるアイテムを制作販売している。
眞塩さんは2009年に入職、現在は生活支援員として、自主生産品ブランド「irodori」も担当。作品に溢れ出る作り手(利用者)のエネルギーに、日々圧倒されている。
羽塚順子 (はねづか・じゅんこ)
特別支援学級で障がい児を指導後、株式会社リクルートHDでの法人営業などを経てフリーライターとなり、3000人以上を取材、執筆。社会的に弱い立場の人たちと共存する母性社会づくりをライフワークに、児童養護施設からの進学支援事業、全国300カ所以上の福祉施設訪問などをする。伝統職人技を自閉症の若者が継承するプロジェクトなどでグッドデザイン賞を3回受賞。
(update 2022.09.09)