『プロフェッショナルの料理写真』(玄光社ムック)に、
アンダーソン夏代さんの記事「家庭で撮る料理写真のメイキングとその工夫」、
高山なおみさんのインタビュー記事が掲載されています。
アンダーソン夏代さんによる「家庭で撮る料理写真のメイキングとその工夫」(p40〜47)では、
プロセス写真から料理写真まで、すべてお一人で制作されている夏代さんの
本の制作秘話から撮影機材、撮影のコツまで、8ページにわたって特集されています。
『アメリカ南部の家庭料理』と『アメリカン・アペタイザー』、
2冊ともグルマン世界料理本大賞準グランプリを受賞された夏代さん。
こちらの2冊の写真に加え、『台所のメアリー・ポピンズ』の料理写真(Web連載に掲載)も紹介されています。
“シンプルだが、日本にはあまりなじみのないアメリカ南部料理。
そのレシピを正しく伝えるためにはテキストでレシピを紹介するだけでは不十分と考え、
完成写真のみを撮るよりも効率が悪いことを承知のうえで料理プロセスの撮影を行った。”
(p46より引用)
プロでも難しいとされるプロセス写真の撮影に、アンダーソン夏代さんがどのように取り組まれたのか、
真摯な姿勢が伝わる特集、ぜひご覧ください!
p124・125は高山なおみさんと、アートディレクター立花文穂さんの対談も掲載されています。
また、書評のページには
高山なおみさん『おかずとご飯の本』、
アンダーソン夏代さん『アメリカ南部の家庭料理』・『アメリカン・アペタイザー』、
遠藤カホリさん『NanashiのBENTO』の4冊をご紹介いただきました。
料理本づくりに携わる方も読者の方にも、楽しんでいただける1冊です。
ぜひ書店さんでご覧ください!
(update 2015.06.15)