メアリー・ポピンズのお話に出てくるお料理を、料理家アンダーソン夏代さんが写真つきでご紹介する
【台所のメアリー・ポピンズ もっとくわしいお料理ノート】、
16回目となる今回は、「さかさまケーキ」です。
「さかさま」という名前のわけは、型の底に果物を敷いて生地を流し込み、
焼き上がりをひっくりかえすと、写真のように果物が上にくるところからきています。
「さかさま」と「メアリー・ポピンズ」というキーワードから、
『帰ってきたメアリー・ポピンズ』に登場の
「あべこべターヴィーさん」を思い出される方も多いのではないでしょうか。
まさに、「さかさまケーキ」が登場する水曜日のお話には、ターヴィー夫妻がお客様として登場します。
なんでもあべこべにしてしまうターヴィーさんは、どうやら座ることができない様子。
「じゃあ、おどりましょうよ!」というターヴィー夫人につられて、みんな一緒におどりはじめます。
そしてケーキが焼き上がって・・・
「Upside-down Cake(さかさまケーキ)」は、メアリー・ポピンズによってこの日から
「Topsy-Turvy Cake(あべこべケーキ)」とよばれることになったのでした。
こちらの写真は、桃のかわりにパイナップルを使って、小さめの型でつくられたもの。
アンダーソン夏代さんのアドバイスで、アレンジレシピもきっとおいしくできあがります。
本とWeb連載、おはなしとお料理ノート。読んだり作ったりして、楽しんでくださいね♪
【台所のメアリー・ポピンズ もっとくわしいお料理ノート】
第16回 さかさまケーキ
https://www.anonima-studio.com/mary_poppins/mary-note-16.html
もくじ
https://www.anonima-studio.com/mary_pop…/mary-note-index.html
『台所のメアリー・ポピンズ おはなしとお料理ノート』
作:P.L.トラヴァース
絵:メアリー・シェパード
おはなし訳:小宮由
お料理訳:アンダーソン夏代
(update 2015.10.23)