7/23(土)からはじまるBOOK MARKET 2022のイベントスペースにて、ミシマ社さんとアノニマ・スタジオ共催によるトークイベントを開催いたします。予約受付中ですので、ぜひ奮ってご参加ください!
前田エマ×中村暁野 刊行記念トークイベント
「わたしとわたしたちのちいさな話」
前田エマ『動物になる日』(ちいさいミシマ社)と中村暁野『家族カレンダー』(アノニマ・スタジオ)の刊行を記念して、著者のお二人によるトークイベントを開催いたします。
前田さんは今年6月に初めての著書にして初の小説集を上梓。
学校や飲食店を舞台に、日常に生まれる素朴な疑問や感覚、他人と過ごす中でどうしても生じてしまう違和感、それを手放さずに生きる、ある少女の姿が描かれています。
中村さんは、一年をかけてひとつの家族を取材し、一冊丸ごと家族を取り上げる雑誌「家族と一年誌 家族」を2015年に創刊。家族という最小単位の社会から、環境のこと、世界のことについて考え、執筆や発信をつづけてこられました。昨年11月には、5年間にわたって綴った日記をもとに初の自著『家族カレンダー』を発表されています。
自分のまわりにある「ちいさな話」をひろい集め、言葉につづり、本にする。
こうして世界と向き合いつづける二人の言葉には、大きな出来事を自分事として捉えるた
めのヒントが詰まっています。ちいさな声を信じ、自分の言葉で今を生きる二人のトークイベント、ぜひご参加ください。
以下、登壇者のお二人からのメッセージです。
○前田エマさん
遠くの世界のことを考えることと、ちいさな私のまわりの世界のことを考えることは、離
れているように見えて、繋がっていること。書くことでそのことをより実感している私た
ちの”ちいさな話”を、大きな声で話したい。
○中村暁野さん
「ちいさなわたしの世界の話」が持つ力を信じたいよね、とエマちゃんと話した。
エマちゃんの小説、わたしの日記。嬉しいのでも悲しいのでもない、さざなみのような出
来事たちから多くの「気づき」を拾い上げていく、言葉に紡いでいく。ささやかな気づき
や個人の声の積み重ねを今、物語として紡いでいくことが、なにかいいものを世界に築い
ていく力になるんじゃないか、と思っています。そんな話が2人できたらいいな~と楽し
みです。
◆開催&申し込み方法
日時:
7月23日(土)
10:40 開場
11:00〜12:10 トークイベント
12:10〜12:30サイン会
会場:
BOOK MARKET2022(台東館7階南側)会場内イベントスペース
定員:30名
参加費(会場のみ):¥2,000+税(税込2,200円)
申し込み方法:
「ミシマ社の本屋さんショップ」にてチケット販売
https://mishimasha-books.shop/items/62be93860046074546427001
*7/2の正午12時から申込スタート
*定員になり次第終了
◆登壇者プロフィール
前田エマ
1992年神奈川県生まれ。東京造形大学卒業。モデル、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたり、エッセイやコラムの執筆も行う。著書に小説集『動物になる日』(ちいさいミシマ社)がある。
中村暁野
1984年、ドイツ生まれ。多摩美術大学在学中から音楽ユニットPoPoyansとして活動。2010年に結婚・出産。家族のかたちや社会との関わり方に悩んだことがきっかけとなり、ひとつの家族を一年間に渡って取材し、丸ごと一冊一家族をとりあげる雑誌『家族と一年誌 家族』を2015年に創刊。雑誌やメディアで家族や暮らしについての執筆を行う。著書に5年間の日記をまとめた『家族カレンダー』(アノニマ・スタジオ)。11歳の娘、5歳の息子の母親。
http://kazoku-magazine.com
共催:ミシマ社、アノニマ・スタジオ
(update 2022.07.04)