若菜晃子さんの最新刊『旅の彼方』には「旅と書物」の章で本のお話しも多く綴られています。
『石井桃子のことば』、『岩波少年文庫のあゆみ』など児童文学のご著書もある若菜さんのイベントを教文館ナルニア国さんが企画してくださいました。
テーマが際立つ内容、ご興味がある方はぜひお申し込みくださいね。
==========================教文館ナルニア国webサイトより
若菜晃子さんトークイベント “本と辿る 旅の足跡”
~「旅の三部作」(アノニマ・スタジオ)完結記念~
旅先で出会った人々や景色、動植物との記憶と思考を綴った随筆集『旅の断片』(アノニマ・スタジオ)で、2020年に第5回斎藤茂太賞を受賞した若菜晃子さん。2作目『途上の旅』に続く『旅の彼方』が昨年末に刊行され、「旅の三部作」と呼ばれるシリーズが完結しました。どこか古めかしく、手軽に持ち運びができる本をイメージした装丁、旅のノートからとられたイラストや静謐な文章はさわやかな風となって読み手の心をわたります。
山雑誌の編集者として活躍後、『石井桃子のことば』(新潮社)をはじめ、国内外の文化や自然について書いた小冊子「mürren」を編集するなど多彩な才能と高い視座をお持ちの若菜さんが「旅」に求めるものとはーー。旅の真髄と忘れがたい思い出の数々を、「旅の三部作」に登場する児童文学作品や石井桃子さんをめぐる回想を交えてじっくり語っていただきます。
日時:2024年3月8日(金)午後6時~7時半
*当日は準備のため午後5時にて閉店いたします。受付は5時40分頃からです。
*トーク終了後にサイン会を予定しています。書籍の持ち込みはご遠慮ください。
会場:教文館9階ナルニア国店内
定員:40名(大人対象/小学生以下不可・託児なし)
参加費:1,000円 ※現金のみ/当日受付でお支払いください。
◆◇お申込み方法◇◆
参加ご希望の方はナルニア国までご連絡ください。定員に達した時点で受付を終了します。
申込電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後7時)
申込:narnia@kyobunkwan.co.jp
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講師紹介:若菜晃子(わかな あきこ)
1968年兵庫県神戸市生まれ。編集者、文筆家。
学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『mürren』編集・発行人。
著書に『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『地元菓子』、『石井桃子のことば』(新潮社)、『東京甘味食堂』(講談社文庫)、『岩波少年文庫のあゆみ』(岩波書店)、『街と山のあいだ』(アノニマ・スタジオ)など多数。
イラストレーション:教文館ナルニア国
(update 2024.02.19)