アンダーソン夏代×三浦哲哉「自分の台所をいかに作り、いかに愛するか〜アメリカ南部と日本の台所から」
『アメリカ南部の台所から』(アノニマ・スタジオ)刊行記念 『自炊者になるための26週』(朝日出版社)重版記念
2024年6月刊行の『アメリカ南部の台所から』は、アメリカ南部料理研究家のアンダーソン夏代さんによる書き下ろしの初エッセイ。 好奇心溢れる観察眼でユーモアを交えて綴り、三浦哲哉さんに推薦文を寄せていただきました。
三浦哲哉さんは、「すすんで自炊する人=自炊者」になるための誘惑と手立てを語った『自炊者になるための26週』を昨年12月に刊行、現在3刷と順調に版を重ねています。
刊行と重版を記念して、おふたりの特別対談を開催します。
アンダーソン夏代さんはアメリカ南部、フロリダからのオンライン参加で、このようなトークイベントの登壇は初となります。
おふたりに共通するのは、日々の料理と自分の台所を大事にしているところ。料理への興味関心を持ち、食文化やキッチン事情に自らの身を馴染ませ、常に探究心とともに食に向かい合っているという点でも通じるところがあるでしょう。おふたりの飽くなき好奇心はどこからきて、どこへ向かっていくのか。 それは、わたしたちの台所にも繋がっていくヒントになるはずです。
みなさまのご参加をお待ちしております!
【開催概要】
●9/25(水)19:30~21:30 *イベント終了後、三浦哲哉さんのサイン会あり
●会場:本屋B&B
●チケット
【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)
*ほか書籍付き配信チケットもあります
>>お申し込み詳細はこちら
https://bb240925a.peatix.com/
●三浦哲哉さんコメント
未知のおいしさがぎっしり詰まった名著『アメリカ南部の家庭料理』と出会って以来、
ディープな南部料理を完璧にマスターして私たちに教えてくださる
この著者は何者?とずっと気になっていました。
そして!待望のエッセイ集『アメリカ南部の台所』でその謎の一端がついにあきらかに。
しかし!南部料理について、それを研究しつつ現地で暮らす夏代さんについて、
さらに知りたくなりました(沼…)。
対談させていただけるこの機会に、根堀り葉掘りお聞きしたいです!
●アンダーソン夏代さんコメント
気になったことを調べ続けていたら1冊の本になり、ついには今回のトークイベントへ繋がってしまいました。
推薦文を書いて下さった三浦さんとお話しできるのが、今から楽しみです。
何分初めてなもので、うまく出来るかは分かりませんが「あー、頑張ってるなあ」位の温かい目で見守っていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
【出演者プロフィール】
アンダーソン夏代(あんだーそん・なつよ)
料理研究家。福岡県福岡市生まれ、2004年に渡米し、現在アメリカのフロリダ州・ジャクソンビル在住。アメリカ・ノースキャロライナ州出身の夫との結婚を機にアメリカ南部料理に興味を持ち、研究を始める。著書に『アメリカ南部の家庭料理』、『アメリカン・アペタイザー』(ともにアノニマ・スタジオ/グルマン世界料理本大賞準グランプリ)、『アメリカ南部の野菜料理』(誠文堂新光社/グルマン世界料理本大賞グランプリ)がある。『台所のメアリー・ポピンズ』(アノニマ・スタジオ)では、レシピ訳を担当。
三浦哲哉(みうら・てつや)
青山学院大学文学部比較芸術学科教授。映画批評・研究、表象文化論。食についての執筆もおこなう。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。著書に『サスペンス映画史』(みすず書房、2012年)『映画とは何か――フランス映画思想史』(筑摩選書、2014年)『『ハッピーアワー』論』(羽鳥書店、2018年)『食べたくなる本』(みすず書房、2019年)『LAフード・ダイアリー』(講談社、2021年)。共編著に『オーバー・ザ・シネマ――映画「超」討議』(フィルムアート社、2018年)。訳書に『ジム・ジャームッシュ・インタビューズ――映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』(東邦出版、2006年)。
(update 2024.09.05)