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「働いて生きること」は、人の数だけ、物語があります。取材でお会いした方、ふだんからお世話になっている方、はたまた、仲のいい友人まで。これまでに出会った、他の誰とも似ていない仕事をしている「自分自身が肩書き」な人たちに、どのようにしてそうなったのか、話を聞きにいきました。

写真:藤田二朗(photopicnic)

探偵のように推理をし、通訳のごとく仲介する

エルム動物病院 蟹江 健 さん(獣医師)


西洋医学、東洋医学、民間療法にかかわらず、そのとき、その相手に適した治療を施す。
いつだって真摯に診察してくれるから、いつの間にかこちらの不安は取り除かれている。
うちの動物たちもいつもお世話になっている、蟹江健さんをひらく、しごとの話。

名前

仕事

獣医師

この仕事を始めたきっかけ

石黒くん


蟹江健(かにえ・たけし)
1975年、愛知県出身。転勤族で犬を飼えなかったため、(ご褒美のおやつも目当てだったが)近所の犬を散歩させてもらっていたくらい元来の動物好き。日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)卒業。大学病院、一般病院の勤務を経て、2007年にエルム動物病院の勤務医となる。2011年、同病院院長に就任。西洋医学と東洋医学の知識と経験による包括的な診察に、全幅の信頼を寄せる動物オーナー多数。
https://www.elmdoubutsu.com


獣医師 蟹江健さんのインタビューは書籍でご覧ください

『わたしをひらくしごと』

本体価格1700円(税別)
ISBN-13: 978-4-87758-790-1
2018年12月発売



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インタビュアー

野村美丘(のむら・みっく)

1974年、東京都出身。明星学園高校、東京造形大学卒業。『スタジオ・ボイス』『流行通信』の広告営業、デザイン関連会社で書籍の編集を経て、現在はフリーランスのインタビュー、執筆、編集業。文化、意匠、食、犬と猫、心と体と精神性、そのルーツなど、人の営みがテーマ。さまざまなことやものや考えがあると知り、選択肢がたくさんあることに気がつくこと。その重なり・広がりが有機的につながっていくことに関心あり。フォトグラファーの夫とphotopicnicを運営している。
編集した本に『暮らしのなかのSDGs』『ヒトゴトにしない社会へ』『モダン・ベトナミーズ(キッチン・鈴木珠美著)』『ホーチミンのおいしい!がとまらない ベトナム食べ歩きガイド』(アノニマ・スタジオ)、『うるしと漫画とワタシ(堀道広著)』(駒草出版)、『マレーシアのおいしい家庭料理(馬来風光美食・エレン著)』(マイナビ)、『定食パスタ(カプスーラ・浜田真起子著)』(雷鳥社)など。
www.photopicnic.pics


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