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現地に行くのが叶わないなら、妄想旅行へ! いまのうちに、ベトナム愛をたっぷりと育んでおきましょう。20年来ベトナムに通い続けている『ホーチミンのおいしい!がとまらない ベトナムの食べ歩きガイド』著者3人が、同書に収録しきれなかったあれこれを綴ります。ディープすぎて、ごめんなさい。

タイトルデザイン:岩淵まどか(fairground)
イラスト:阿部伸二(karera)


こぼれ話6

使える、楽しい、コンビニ
アイスクリーム編(Kem)

写真/足立由美子、野村美丘

文/足立由美子


巷においしいおやつがあふれているベトナムですが、夕食後に「ちょこっと甘いものが欲しいなぁ」のとき便利なのは、やはりコンビニです。

特にアイスクリームは、日本では見たことがないようなものもいろいろあって、それを探すのもコンビニに行く楽しみのひとつ。韓国やタイのアイスもあります。




たとえばKitKatのアイス。コーンタイプのそれは、食べすすめると、まんなかからあのキットカットが丸ごと1本出てくる仕組み。キットカット味のアイスではなく、アイスクリームとキットカットを両方食べられるという2度おいしいアイスなのです。一方、MILOのアイスは、文字どおりミロ味のアイス。強い子になりそうです。
ドリアン味のアイス、タイ風のチェー味のアイス、あずきと玄米のアイスなども、バータイプで気軽に試せますね。







家庭でつくったりもする、つぶした完熟バナナにココナッツアイスやココナッツミルクをかけて食べるバナナアイス、ケムチューイ(Kem Chuối)も市販品を見かけるようになりました。少~し溶けはじめたときがシャリシャリとして食べごろです。




日本でも最近、桔梗屋の信玄餅やミレービスケットのアイスがありますね。最近話題になったベビースターラーメンのアイスバーももちろん食べました。歌舞伎揚げとかうにせんとのコラボでもおもしろいかも!

ベトナムみたいな楽しいアイスを、もっぱら国内で探している昨今です。






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足立 由美子(あだち・ゆみこ)

東京・江古田にあるベトナム屋台料理店「Mãimãi」「ECODA HẺM」店主。ベトナム料理では、バインミーとビールに合うつまみ系にめっぽう強い。キッチュでユニークな雑貨を見つける名人でもある。ベトナムの魅力を積極的に発信中で、次に日本で流行らせようと目論んでいるのはヨーグルトコーヒーとケムボー。著書に『バインミー』(文化出版局)、監修に『バインミー図鑑』(柴田書店)。著者3人をバレーボールチームにたとえると、ポジションはマネージャー。物事をしなやかに受け止める調整役。
hem.ecoda.jp


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