アノニマ・スタジオTOP > アノニマ・スタジオ レーベル設立20年 特集ページ > アノニマ・スタジオへのメッセージ
ブックスキューブリック
代表 大井実様
20周年おめでとうございます!2001年に創業した当店にとって、開店直後にブームとなったアルネやクーネルといった一連の雑誌は大きな助けとなりました。その頃登場したアノニマ・スタジオの本は、そんな雑誌たちとも相性がよかった印象があります。やわらかな装丁やコンパクトにまとめられた編集のセンスがいい本をたくさん生み出してきました。これからもステキな本の発売を心待ちにしています!
『覚醒のネットワーク』
上田紀行
若い頃に感銘を覚えた本が2度の文庫化を経て奇跡のリバイバル。若い編集者の熱いリクエストで復刊が果たされたと聞いて嬉しくなりました。バブルの終わり頃、皆、小さな差異に汲々とする中、人と比較しないことが幸せの始まりと説く同書は福音のように心に響きました。それから30年、世の中はちっとも良くなりませんが、覚醒した人々の結びつきが世の中を変えていくと信じて生きていきたいものです。
ブックスキューブリック
けやき通り店
〒810-0042福岡市中央区赤坂2丁目1-12
ネオグランデ赤坂1F
TEL 092-711-1180
箱崎店
〒812-0053福岡市東区箱崎1丁目5-14
ベルニード箱崎1F
TEL 092-645-0630
店舗詳細
in-kyo
長谷川ちえ 様
アノニマ・スタジオがなければ、in-kyoは?私は?(大袈裟ではなく)きっと今ここに存在してはいなかったでしょう。蔵前でのキラキラと輝く宝物のような思い出、そして次々と大切に生み出される本たちが前へと歩みを進める私の支えとなっています。
20周年の祝福と心からの感謝を。
ものづきあい
中川ちえ
人とものの関係は、暮らし方や環境、年齢を重ねていく中で変化していくこともあります。
けれども何を大事にしたいのかといった、軸のような部分は大きく変わることはないのかもしれません。
文章の内容だけではなく、本の手触りも含めて、この本づくりがその後にopenしたin-kyoと私自身の暮らしの土台になっています。
そのほんの一部でもが本を手にした方と分かち合えたらこんなに嬉しいことはありません。
二子玉川 蔦屋家電
岩佐さかえ 様
20周年おめでとうございます。私が担当する棚は健康から美容ファッション、手芸、育児と多岐にわたりますが、これら全ての内容に於いてアノニマ・スタジオさんの本と出会いがありました。中にはイベント開催や、紹介文を書かせて頂いたり、店舗でオススメした本は数知れずあり、作り手からお客様へと伝わる喜びを感じることが出来ました。これからも新刊情報が届く度にワクワクすることと思います。
『いのちを呼びさますもの
ひとのこころとからだ』
稲葉敏郎
1冊を選ぶことは大変難しいのですが、挙げるとすると5年ほど前に発売された、稲葉俊郎 著『いのちを呼びさますもの』です。文章が身体の中を流れる初めての感覚を体験しました。心と体のつながりを確信し、矛盾や葛藤を受け入れる身体の可能性など、何度でも読み返したい内容の本です。5年の間に私自身や周りもいろいろと状況が変化し、今また改めて読みたくなりました。
パルネット ベルマージュ堺店(本と珈琲)
亀井由紀 様
20周年おめでとうございます。はじめて紹介された本が『ぱらぱらきせかえべんとう』でした。料理がおいしそうで遊び心がある面白い本だと思ったのを覚えています。その日からご縁ができました。
いつも置きたいと思わせてくれる良いテーマの本を出されていて、私が選んだアノニマ・スタジオの好きな本にも書かれてありました、「ご縁を大切にする。」その通り、アノニマさんが繋いできた良いご縁がこれからも続いて行くことを願っています。
『イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由』
語り 猪田彰郎
まず、カバーを取るとコーヒー豆を思わせる濃い茶色にタイトルと猪田彰郎さんのイラストが型押しされている素敵な装丁がお気に入りです。
全編、猪田さんの語りで綴られているこの本は猪田さんの人柄を感じられます。コーヒー愛、お店の愛、お客さまと向き合う姿勢、こうなりたいと思ってもなかなか難しいですが、気持ちをこめておいしいコーヒーを淹れてみよう、そう思わせてくれる本です。
「誠光社」店主
堀部篤史 様
21世紀に入り、バブルがはじけ、皆が地に足をつけて身の回りを見つめだした頃、「実用書」の「実用」以外の部分をクローズアップし、出版文化の一隅を照らし出したのがアノニマ・スタジオさんだと思います。時代が変わり、情報が氾濫し、皆がライフスタイルを買い物するように選択する時代、どのような出版活動をつづけられるのかに注目しています。
『主夫と生活』
著/マイク・マグレディ
訳/伊丹十三
フェミニズム前夜、「ウーマンリブ」の時代に、夫婦の役割交換をすることによって、ジェンダーについて実践的に考察したコラムニストによるドキュメンタリー。その著作において「子育て」や「自我」について考え、実生活に取り入れてきた伊丹十三の仕事の中でもミッシングピース的な翻訳仕事であり、彼の足跡を知る上でも復刊は非常に意義のあるものだったと思います。
「代官山 蔦屋書店」
キッズコンシェルジュ
山脇陽子様
アノニマ・スタジオさま 設立20周年おめでとうございます。アノニマ・スタジオさまの本は、一冊一冊うつくしい佇まい。大切な人に自信をもって贈りたい宝物のような書物。最後の頁に綴られる文章も、清冽な空気でいっぱいに満たされます。その理念は、ゆるやかに街や人とつながりながら、人間らしく暮らすことを大事にする代官山の想いにも通じ、「子どもは未来である」を掲げるわたしたちの本棚でも輝き続けます。
『世界はまるい』
文/ガートルード・スタイン
絵/クレメント・ハード
編/マーガレット・ワイズ・ブラウン
訳/みつじまちこ
ROSE IS A ROSE IS A ROSE IS A ROSE. マーガレット・ワイズ・ブラウンの編集で、スタインの実験的なことばの魔力。1939年オリジナル復刻版。
早口で読む!目で愉しみ、耳も喜び、心も弾み、優美でチャーミング。
「目もあたまも口も手もぐるぐる」。「、」や「。」を使わず、禅問答のような9歳ローズの思索と、従兄弟ウィリーの物語の交錯。ローズ色の紙にローズの好きな紺の文字。親密すぎて愛おしい挿絵。うっとりするほどうるわしい書物。
「長崎書店」代表 長﨑健一様
書店に勤めて二十年。レジ打ちから棚担当を経て、会社の代表者となった現在でも、入荷品の開荷は欠かさない。新刊には社会のトレンドが、注文品には読者のニーズが映し出され(ることが多く)、何年続けても飽くことはない。そのなかでも、「新しさ」「普遍さ」という価値を、本という器いっぱいに湛えた1冊との出会いは、読者、そして書店員にとっての喜びであろう。
アノニマ・スタジオ20周年、誠におめでとうございます。
『いのちを呼びさますもの
ひとのこころとからだ』
稲葉敏郎
心臓の専門医であると同時に、思想・芸術・民俗学などにも精通している著者が、独自のアプローチで「いのち」「医療」の本質を照らし出す。
初めて触れる考えは面白さだけではなく「ああ、そうだった!」と大切なことを思い出すような感覚も味わわせてくれた。
思考・概念の壁や境界が溶けていく読書体験は、読者を「いのち」の中心へ立ち戻らせるかもしれない。
併せて造本の美しさも楽しんでほしい。
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