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後日、高徳院へ電話をする。
聞けば地蔵さまはいつの間にかあるという。
いつの間にかあるからよくわからないけれど、お掃除やある程度のお世話はしているのだという。
受話器の向こうに電話口の人よりも寺の事に詳しい人が通りかかったようで
代わりに聞いてみてくれるけれど わかる事は何もなかった。
「いつの間にか」って、どの位前なのだろう?
あの場所はすべてがしっくりと感じられていつの間にかって風に見えないんだよな?

ねほりはほり聞いてみたいことが頭の中でぐるぐる回っているけれど、
「なんだかよくわからないけれど、お世話している」という一言にぐうの音も出ず、
あわあわとお礼を言って電話をきった。電話口の人はとても親切だった。


  一息ついて、ふつふつと可笑しい。

     何だかわからないけどお世話する〜♪
     何だかわからないけど〜〜♪ 幸せそうなお地蔵さま〜〜♪ 



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