庁舎のやっている時間であればいつでも入れるようなのだけれど、
建物の前には大きな銃を肩から下げた警官が4人もいて、半間くらいの入口はふさがっている。
そんな大きな銃は見るのもはじめてで、4人ていうか、8人に見える、、、ってひるむけど
満面の笑みで「入っていい?」って聞いてみる。もちろん、日本語で。
「入れるよ」というので銃の間をぬって入っていくと相方さんがとめられている。
どうやら、カメラがいけないらしい。彼は2台のカメラを使い分けている。
ひったくりにあわないように複雑に固定しているので
ストラップを外すのがなかなかに大変。
その面倒ぶりに同情したのか
「あー、もう、いいよ、入って、入って」 肩をたたかれた。
ものものしいわりには柔軟なのだった。
お言葉に甘える。
思い返せば2台のうち1台はビデオだと思われたのかもしれない。
メキシコでは撮影は割合と自由にできる。
録画も料金を払えば可能だったりする。