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あっという間に閉館時間になった。 慌ててマヤの部屋へ。 ちょっと見ただけで感じるほど、マヤの発掘品と他の発掘品は違う。 マヤの発掘品は細部にわたり冷酷なほど精巧でリアル。ユーモアは感じない。 興奮さめやらぬまま、外に出る。グッズショップは早々と閉店。 モザイク調のトイレのサインがこれまたかわいい。慌てて写真を1枚。
夕方になると、長袖だけでは耐えがたい寒さになった。 人々は極端に厚いニットや革ジャンやコートを羽織っている。 見るからに着慣れない感じがかわいらしい。上着の無い人は丸まって歩く。私たちも。