夜遅く、通りのむこうのコンビニへ出かけた。
人通りは殆どない。自然と足早に。
店の入り口には暇なのか、休憩時間なのか、
警官がたむろして威張ったようにしていて感じが悪い。
ちょっと、 よけてくれないと、 お店に入れないんだけど。
「ぺルドン(すみません)」
言うと体半分だけ、面倒くさそうによけた。
勿論、 にこりともしない。
店の中では白々とした蛍光灯の下、
極端に要領の悪い店員をあごで使う威張った店員が
警官とおしゃべりをしているばかり。
あごで使われた店員は、30個の小さなガムの値段をいちいちレジに打っている。
茫然とする相方さん。
いちいち映画みたい。