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時々、ふらりと訪れて、ああそう、この店はこんな味。 そういうの、感じて、鳥なんか眺めて、ふふふ。と思う。 餌場には4、5種類の鳥が来ていた。
そして、覚満淵を歩く。 「また、ここを一周するのかね?」 「ここ、来るととりあえず一周したいよね。一番好きな景色奥の方だし」 覚満淵は小さな淵なのだけれど、木道以外は人工物が見えないポイントがあって、 いつ来てもそれほど人出は無く聞こえるのは鳥の声ばかり。