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そんな店の鰻はそんな店らしく旨かった。 日田まぶしという鰻。 関東の人間なのでつい、名古屋のひつまぶしを思い出してしまったけれど。
そして、鰻もさることながら器がとても気になった。 なにもかもにテンテン模様が施されている。 テンテンには目が無いので早速ノートにスケッチしていると 相方さんが「この焼き物の窯へ行ってみようか」という。 お会計の時に店の人に教えてもらい、小鹿田(おんた)焼だとわかる。